「グルメバーガー」とは贅沢な食材を使い、本格的に調理されたハンバーガーのことだ。1個1000円近く、もしくはそれ以上する場合もあるが人気が衰える気配はない。不景気だろうと何だろうと、人間、美味しいものにはお金を惜しまないようにできているらしい。

とはいえ! もし本格バーガーを破格の値段で食べられる店があったなら……そんな夢のような話をとっくの昔に叶えているお店が存在するのをご存知だろうか。バンズは店内で焼き上げ、パティは国産牛100%。新鮮野菜がたっぷり使われたハンバーガーが390円! お店の名前は『JJバーガー』だ。

・JJバーガーがウマすぎる

公式サイトによると、JJバーガーは全国に8店舗展開されている。看板メニューは店の名を背負った「JJバーガー」! ふわっふわのオリジナルバンズにビーフパティ、トマト、レタスやピーマンなどがサンドされたシンプルなハンバーガーである。

作り置きをせず、パティさえも注文を受けてから焼き始めるというスタイル。出来上がったバーガーはかさ高く、グルメバーガーと呼ぶにふさわしいビジュアルだ。

お味はというと……ウマい! 国産牛100%のパティとシャキシャキの国産野菜! それらがフワフワで噛みごたえのあるバンズ&自家製ソースと合わさり……1つ1つの贅沢素材が見事に調和しているのだ。ウマい。余計な言葉で飾り立てるのがもったいないほどである。

これが390円だなんて信じられない! 

質良し、量良し、価格良し。完璧に三拍子そろったハンバーガーであった。


・ウマいのに都会での知名度がイマイチなのは?

こんなにウマく、全国でも展開しているのに都会での知名度はそれほどないという。なぜだろう? どうやら、運営企業の方針が関係しているようだ。

『JJバーガー』を展開しているのは『PLANT(プラント)』という企業。同社はスーパーとホームセンターが組みあわさった「スーパーセンター」という業態で全国展開をしており、JJバーガーはスーパーセンター内で営業している。

そんなプラントには、出店エリアにこだわりがあるという。それは「商業開発から取り残されたエリア」。いわば “田舎” への出店をミッションとした企業なのだ。つまり買い物難民の強い味方。

その企業理念は惚れるレベルでカッコいい。ハンバーガーの美味しさにも感動したが、プラントの思いを知ったら感動が感激に変わりそうだ。

参考リンク:PLANT
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼JJバーガー

▼少し時間が経ってもペシャンコにならない

▼サイドメニューもおいしい

▼ポテトは皮付き北海道産! プラントの冷凍食品コーナーでも売ってるよ!