先日、栃木県内をドライブしていたら国道沿いに佇む「串カツ田中」を発見した。串カツ田中にもロードサイド店舗があったのか……いや、のぼり旗によると「ランチ定食」もやっているらしい。看板にも「定食680円〜」と書いてある。珍しい店舗を見つけたのかも!

その場で調べたところ「串カツ田中 佐野店」は “串カツと大阪定食専門店” というコンセプトで、ボリューミーな定食メニューが食べられるそうだ。そんなことを知ってしまったら、もう入るしかねえだろ。ってことで「串カツ田中定食(タナテイ)」を食べてきました!

・串カツ田中のロードサイド店舗

世田谷で創業した串カツ専門店「串カツ田中」。数年前まで栃木県以北が空白地帯だったそうだが、現在は全国に約300店舗を展開している。どうやらロードサイド店舗の1号店が群馬の前橋三俣店、2号店が栃木の佐野店らしい。順調に店舗数を増やしているようだ。

とにかく気になるのは、同店ならではのボリューミーな定食。カウンター席についてメニューを確認すると……

ラインアップは「串カツ田中定食」をはじめ「肉串カツ定食」「野菜串カツ定食」「ガッツリ串カツ定食」「いろいろ串カツ定食」などバラエティー豊か。しかも定食は、ご飯大盛り無料とのこと。プラス200円で味噌汁を小うどんに変更できるようだ。

……やはり、最初は「串カツ田中定食(748円)」を頼むべきだろう。注文を受けた店員さんは、厨房に「タナテイ一丁!」と呼びかけていた。後で知ったことだが、タナテイはランチを実施している他の店舗でも食べられるらしい。要チェックだぞ。


・串カツ田中定食

というわけで、タナテイの登場である。串カツはハムカツ・豚ロース・豚バラ・玉ネギ・レンコン・イカの計6本。あと言い忘れていたけど、ご飯は大盛りにした。ボリューム満点。なんというか、ビジュアルがビシッと決まっている。テンションの上がる定食だ。

卓上には定番の串カツソースや万能しょうゆ、激辛ソースなどが用意されている。6本の串カツを好きなようにいただこう……とはいっても、やはり定番ソースが1番か。

さて、衣がふわふわモチモチなうえにサクサク食感まで楽しめる串カツは見た目よりもアッサリ食べられる。ランチでも余裕でイケちゃうぞ。ってか、昼の方がいいかも。

それとソースはディスペンサーでかけるスタイルなので、2度づけも3度づけも自由。せっかくだから1口ごとにたっぷりつけて味わいたい。最高か。なんならランチ営業をしている店舗が少ないというレア感も美味しさにプラスされている気がする。


・店内に駄菓子屋

ちなみに佐野店には、店内に謎の駄菓子コーナーもあった。店内で食事をしない方も利用可能とのことなので、駄菓子目当てで串カツ田中に行くのもOK。実際にそんな方がいるかどうかはさておき、昭和感あふれる店内は居心地が良い。

なお、同店ではランチメニューの他にテイクアウトメニューもあり。串カツ田中弁当(680円)や肉串カツ弁当はもちろん、田中のソース焼きそば弁当(880円)なんてのもあるので機会があれば頼んでみてはどうだろうか。今度は焼きそばを食べてみようかな〜。


・今回ご紹介したスポットの詳細データ

名称串カツ田中 佐野店
住所:栃木県佐野市浅沼町427-1
時間:11:00〜23:00

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.