いきなり個人的な話で恐縮だが、この夏からゴルフを始めた。まだ1ヶ月半くらいだからボールを上手に飛ばせず、初歩の段階で一進一退を繰り返している。コースデビューなんて夢のまた夢。どうにかして早く上手になりたい……!!

そう思ってネットサーフィンしていたらAmazonで良さげな商品を見つけた。というのもコレ、ベストセラー1位なだけでなく室内でも使用可能。さらには参考価格6600円のところ、なんと45%オフの3655円(2023年8月17日時点)でスイングを矯正できるらしいのだ!

・ベストセラー1位の高評価商品

商品の名称は「【今平周吾プロ・若林舞衣子プロ 推奨】ダイヤゴルフ(DAIYA GOLF) ダイヤスイングシリーズ スイング練習器具 ゴルフ練習器具 練習用品 トレーニング器具 音 光 素振り 初心者 上級者 グリップ 矯正 セルフチェック 飛距離 自宅練習 屋内 ヘッドスピード 持ち運び」

……とめちゃくちゃ長いが、要はスイングの練習器具である。いくつか種類があるうちポチったのは「軽量&伸びるタイプ(TR-531)」で全長41センチ。スイングした時の加速でシャフトが約61センチまで伸びるらしい。

2023年8月17日の時点で3482個の評価がついていて星は3.9。これだけ多くの評価がついていながら「3.9」はきちんとしていて使える可能性が高いのではないだろうか。プロも推奨しているくらいだし!


・やってみた

さて、それではさっそく使ってみよう。初心者の私は「手打ち」になってしまうことが多く、しっかりと前に飛ばすだけでも一苦労。どこか1つのことに集中すると他の部分が疎かになってしまうし、いまだに基礎練習のアイアン(8番)から卒業することができていない。

それだけにこの矯正器具にはメチャクチャ期待している。まずはAmazonの商品ページにアップされていた説明動画を見ながら、片手で感覚をつかんで振ってみた。すると……


結構イイかも……! インパクトゾーンでシャフトが伸びきればイイとのことで感覚が参考になるし、ちゃんと振れたら想像以上に「ジャキッ!」と音がするからタイミングが分かりやすかった。

また、手首を返すローテーションの動きも軽い器具でやってみると、こうやればいいのかと目からウロコ。ちゃんとしたスイングに一歩近づいたような気がするし、これで矯正しつつ練習を積み重ねていけば……グフフのフ。


とはいえ、初心者の私からするといま自分がやっている動きが全て正しいのか自信ない。よって、経験の浅い人は経験者や先生のアドバイスを受けつつ、実際に使ってみて練習していくのが現実的な使い方になるだろう。変な癖がつくと直すのは難しいというし。


・ゴルフ歴12年が触ってみた

では、ゴルフ経験者はこの矯正器具をどう感じるのか。ゴルフ歴12年の砂子間記者に使い心地を聞いてみた。

砂子間「野球でもこういった矯正器具はあるんですが、なかなかアイデア商品ですね。これだけ小さくて軽いと持ち運びも楽だし、キャディバッグに仕込んでおくのもよさそうです。仕事の合間とかにだって練習できるのはいいですね。ただ……


砂子間「本番になると感覚がまた違ってくることも多々あるので、あくまで準備としてやるのがいいかもしれません。イメージとしては練習の練習っていったところでしょうか。とはいえ、音を聞きながら自分で修正できるところがいいですね」


・現実的な使い方

──とのことでなかなか高評価であった。確かにゴルフは室内練習と外でプレイするのとでは感覚が全然違う。それを踏まえたら「練習の練習」として、軽い気持ちでやるくらいがちょうどいいのかもしれない。あとは自分自身の動きをきちんと把握できているか。

そこをクリアしたら室内の狭いところでも練習できるのが強みだし、時間があるときに好きなだけやれるからハマる人はハマりそう。ちなみに砂子間記者はインパクト部分で「ジャキン、ジャキン」といい音を鳴らしまくっていた。私もいつかきっと……!

あとは分かれ道になりそうなのが値段で6600円なら高いと感じるが、3655円なら……といったところだろうか。暇さえあればゴルフをやりたいっていう人なら買って損はなさそう。私はこのタイプなので日頃から携帯して練習に励みたい。

参考リンク:Amazon
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.