群馬県で1番小さな町・大泉町は「日本のブラジル」と呼ばれている。観光協会によると人口の約2割が外国籍で、そのうち最も多いのがブラジル国籍らしい。そういえば島根県の出雲市もブラジル人が多かった。出雲で食べた本場のブラジル料理がウマかったんだよな〜。

なぜそんな話をしているのかと言うと……大泉町のおすすめブラジル料理店を地元民に教えてもらうことになったからだ。やはり観光ガイドブックに載っているお店よりも、地元民の推薦するお店の方が信頼度が高い。というわけで、地球の裏側の味を堪能してきます!

・地元民

今回情報を提供してくれたのは、群馬県在住の古沢崇道記者。当サイトが誇るグンマー帝国民である。私が食べたいのは、日本人の口に合うようにアレンジされたブラジル風の料理ではなく……大泉町で働くブラジル人が故郷の味を思い出すガチなブラジル料理だ。

そう伝えると「それならレストラン ブラジルがオススメですね」と古沢記者。即答だった。地元民の常識なのかも……いざ調べてみるとメチャメチャ有名らしく、なんなら『孤独のグルメ』にも登場したことがあるらしい。たぶんガイドブックにも載っているだろう。


・最強確定

観光ガイドブックに載っていて(確定ではないが)、ドラマで取り上げられ、さらに地元民が推薦するなら……もう最強じゃないか。ってことで、大泉町の『レストラン ブラジル』へ。

オープンしたのは1990年。なんでも群馬県大泉町にはじめてできたブラジル料理店らしい。はじめてだけあって、店名も外観も思いっきりブラジル。そして……

店内もブラジルそのものだった。映像も音楽もすべてブラジル。群馬県の要素はどこにも見当たらない。壁には有名人のサインや写真がたくさん飾ってある。松重豊さんも発見。



・メニュー

席についてメニューを確認。人気があるのは、シュラスコ(肉料理)やフェイジョアーダ(黒豆と肉の煮込み料理)。お得なランチメニューなんかも揃っているもよう。

とりあえず「フェイジョアーダ」と「エスペトン・ミスト」、そしてライスとサラダバーと店員さんオススメの「ビナグレッテソース」、ついでにブラジルビール「BRAHMA」を注文した。もしかしたら頼みすぎたかも。というのも……


サラダバーから席に戻ったら……



想像の2倍はデカい串焼き(エスペトン・ミスト)がやってきたのだ。


あまりにも豪快なビジュアル。ブラジルミュージックのかかる店内でリオのカーニバルを1人で味わっている気分だ。しかしこれぞブラジル……! 



エスペトン・ミストは牛のイチボ、鶏肉、豚肉のスペアリブ、ソーセージをミックスした串焼きである。

メチャメチャウマい! とにかくビナグレッテソースが万能だ。とくに脂っこい肉料理とよく合う。そのままでも塩コショウとガーリックが効いて激ウマだが、さらにさっぱり美味しく食べられる。見た目も爽やかで最高。頼んでおいて良かった。

それとブラジルビール。やや薄味。しかし絶妙にサッパリしている感じが海外っぽい。のど越しも爽やかで、これまた肉料理と合う。

そして不気味なフェイジョアーダもウマい。メニューによると、黒豆、牛肉、豚肉、ソーセージ、ベーコンなどが入っているらしい。とはいっても、複雑ではなく旨味が濃縮された感じ。けっこう塩気も効いていてご飯がススム。日本にはなかなかない味だ。

そんなこんなで、地元民のプッシュするブラジル料理店で、思いっきりブラジルを堪能できた。町内にはブラジルスーパーブラジリアンバーガーの有名店などもあるみたいだから、今度はゆっくり散策してみようと思う。

都内から高速で約2時間のブラジル。最寄りのインターチェンジは、北関東自動車道「太田桐生IC」か東北自動車道「館林IC」だ。ブラジル旅行気分が味わいたい方はぜひ!


・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

名称レストランブラジル
住所:群馬県邑楽郡大泉町西小泉5-5-3
時間:11:00〜15:00 / 17:30〜22:00(平日) 12:00〜22:00(土日祝)
休日:水曜日

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.