日本のブラジルこと群馬県大泉町。ここは本場さながらのブラジル料理を楽しめることでも有名なインターナショナルタウンだ。つい先日ふらっと遊びに立ち寄ったところ、「Vilmilk(ビルミルク)」というブラジルのチーズ工房を発見。

興味本位で直売所を覗いてみたら、なんともウマそうなチーズが販売されていた。どうやらチーズの日本大会で2位に選ばれたこともある逸品らしい。試しにひとつ購入してきたので、今回はそのブラジリアンチーズを味見していこうと思う。


・ブラジル国民がこよなく愛するミナスチーズ

商品名は『ミナスチーズ』。ブラジル国民に親しまれている本場の “ミナスチーズ” を日本で製造・販売しているようだ。群馬県産の良質な生乳を使用し、ひとつひとつ手作りしているのだとか。ちなみに直売所での価格は税込1000円。


大きさは手のひらサイズくらいで240グラム。なかなか厚みのあるチーズで食べごたえがありそう。さっそく開封してみると……


みずみずしくてツヤッツヤ! 一見柔らかそうにも思えるが、かなり弾力があってモッチモチ。真っ白でキレイな色合いが食欲をそそる。それではカットしていただくとしよう。


・そのまま食べてもイケる

まずはひとくち……な、なんだこの食感はッ! まるでグミのようなモキュッモキュッとした歯ごたえ……これはおもしろい。クセはほとんど感じられず、塩味(えんみ)も穏やかで結構あっさりした後味。うむ、なかなかイケるぞ!


・焼いて食べてみる

これ、焼いて食べるともっとウマいんだってさ! よーし、フライパンで炒めてみよう。油は引かずにそのまま火を通して大丈夫とのこと。おお〜、すごい……ぜんぜん溶けないし形も崩れない。


両面に焼き目がついたらできあがり! 焼きチーズの完成だ。……こんがりフワフワしていてフレンチトーストっぽいビジュアル。口に運んでみると生で食べたときよりも弾力が増してプリップリ! ミルクのコクと甘さが口いっぱいに広がってこれまた美味ッ!!

この『ミナスチーズ』、日本の一般的なチーズとは食感や風味がまったくと言っていいほど違う。これほど食べごたえのあるチーズがあったとは驚きだ。おつまみにしたらビールやワインがどんどん進むこと間違いなしッ!

チーズが好きな人にガチでおすすめしたい逸品である。オンラインストアでも販売しているようなので、気になった人はチェックしてみてくれ。群馬が誇るブラジルのチーズ、ぜひ1度味わってみてはいかがだろうか。


・今回ご紹介したお店の詳細データ

店名 Vilmilk(ビルミルク)
住所 群馬県邑楽郡大泉町坂田3-10-11
時間 9:00〜17:00
休日 土曜日・日曜日

執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.