ここ数ヶ月、ずっと気になりながらもまぁいいやとスルーしていたが、やっぱり気になって仕方がない。なんのことって「サウナメガネ」である。このところ、メガネをかけてサウナで汗を流しているサウナーをチラホラ見かけることで気になってたまらなくなってきたのだ。

そ……そんなにサウナメガネっていいものなのか!? 1年のうち300日くらい、そしていつもコンタクトを着用してサウナに入っている身としてどんなものか試してみたい! ってことで、サウナメガネでもっとも有名であろうJINSで購入してみた!!

・JINSサウナメガネの基本情報

2023年2月に新しく発売されたJINSのサウナメガネは、コロナ禍でのサウナブームが追い風になったこともあって大いに話題となった。これまでだとサウナにメガネをかけて入るなど言語道断。故障してしまうリスクがあるから外さなければいけなかったのである。

しかし、サウナメガネは耐熱温度120度で濡れても錆びにくいスーパーエンプラを使用。曇り止め加工を施した耐熱プラスチックレンズなため、「サ陸両用メガネ」として活躍してくれるらしい。

度数はもちろん、左右左、乱視にも対応。メガネは4つの玉型と3つのカラーから選択可能で、それでいながら値段は9900円とお手頃価格となっている。なお、度数がキツいと作れないケースもある。


・効果はどれくらい?

さて、私は自分の両目のデータが手元にあったので店舗で視力を測ることなくオーダーできた。すぐに受け取れるのかと思いきや、サウナメガネは特殊なレンズを使用しているため出来上がりまでに1週間を要した。

そしてちょうど1週間後、メガネの最終調整をして受け取り完了。その際、サウナメガネを使うにあたり気をつけること、それから曇り止めの持続効果を実際にサウナで愛用しているという店員さんに聞いてみた。以下、その答えだ。


店員さん「使い方にもよりますけど持続効果は2年くらいでしょうか。そして気をつけることは特別ないですけど、水風呂に入るときに濡れたら邪魔に感じるかな〜といったところです。っていうのも、曇り止めコーティングの影響で撥水コートが入っていないんですね。

そのあたりが悩みどころになりますかね。なので水風呂に入るときに濡らさなければ……水風呂に入るときは外した方がいいかもです。ただ、場所的にどうしても濡れちゃうと思うので、もし濡れた場合はメガネクロスでこするというよりポンポンッと叩いて水分をとって優しく拭いてあげるといいかと思います」


──とのことだった。なるほどなるほど、曇り止めに力を入れているぶん撥水コートがないワケか。どうしても濡れてしまうなかで、極力濡らさないように使っていくのがサウナメガネのポイントのようだ。


・完成したサウナメガネを使ってみた

それでは実際に使ってみるとしよう。ひとまずメガネをかけてみた感覚としては「普通」という表現がしっくりくる。かけやすさ的に上には上がいるが、サウナ仕様ということでいろいろと制限があるのだろう。とはいえ今のところ、耳や鼻が痛いといったことはまったくない。

これまでだと私はコンタクト嫌いながら夜の風呂&サウナタイムがあるから我慢して装着していた。これが帰宅したら即メガネ姿になれるようになったのは大きい。んで、ついにサウナメガネを実戦投入。風呂とサウナで使ってみたところ……素直によい!!

まず裸眼でサウナに入った場合、困るのが時計、それからテレビもよく見えないことがあるが、そのあたりが一気に解消されたのだ。視力が悪すぎて見えなかったところがハッキリと見えるのは何より素晴らしい。

そしてサウナに入ることでメガネはどうなったかというと、フレームが気持ち熱くなる程度。あと店員さんの言っていた「水滴」は濡れると確かに視界がぼんやりするようになったが、裸眼に比べると雲泥の差。タオルで優しく巻いて濡れないようにするなど、工夫することで視界を確保できる時間を増やせると感じた。


・使ってみて感じたこと

個人的にはサウナは当然として、お風呂でも使えるのがヒジョーによかった(※温泉での使用は控えてくださいとのこと)。先にも書いたが、足元や周囲、これまで裸眼だと全てボヤけていたところがハッキリと見える安心感といったらないのだ。そしてレンズが曇らないならばと……

曇りがちなマスク、それから……


ラーメンを食べてみたのだがやはり……


問題なし!!


この曇らなさがあれば、お風呂で動画を見る人とかも重宝するかもしれない。サウナーとしてワンランク上に行け、なんだか魔法のアイテムを手に入れたかのような感じさえしたサウナメガネ。9900円で2年持つと考えたら……これまでの無駄なストレスから解放されることを思えば安い買い物ではないだろうか。

少なくとも裸眼の視力が絶望的な私は気に入った。サウナはもちろん、お風呂、それからレンズの曇りが気になるシーンでの主力選手として使っていきたい。これからは帰宅したら即メガネ、サウナとお風呂ではサウナメガネの生活だ。

参考リンク:JINS
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.