東京・歌舞伎町といえば「おっかない場所」というイメージが強いかもしれないが、当然ながらすべての店がヤバいわけではない。というか、ヤバいのはごく一部。

大多数の店はいたって普通であり、中には天国と呼びたくなるところもある。今回紹介するお店は、その天国のうちの1つだろう。

・天国の場所

店名は『珈琲茶館 集』。歌舞伎町の入り口あたりにあるので、目にしたことがある人は多いかと思う。実際には歌舞伎町以外にも都内で店舗展開しており、東京在住の方なら「あ〜あの高級そうなお店ね」となるかもしれない。


そう、「珈琲茶館 集」は外観からして違うのだ。スタバがチノパンとポロシャツならば、「珈琲茶館 集」はタキシード。どことなくフォーマルで、入るとなると背筋が伸びる感じがする。

それはつまり、「この店の珈琲は美味いんだろうな〜」という予感がすると同時に、お値段の方を想像すると入店するのに気合がいるってこと。

そのため、私は今まで立ち寄ったことが無かったのだが、つい先日。偶然にもお店の前を通りかかったところ、「飲み物を単品で注文したらモーニングは無料」的な記載を見つけた。


なんと素晴らしきコメダシステム。これなら意外と安く済むのでは? という希望を胸に入店してみた。で、結果から先に言うと、その予感は的中していた。

というか、予想以上と言ってもいい。満足度が高く、ハマる予感にちょっとした恐怖を覚えているのだから。



そのモーニングというのが、「トーストとゆで卵(A)」「パンケーキワッフル(B)」の2種類。今回選んだのはトーストで、ラインナップとしてはそのトースト&ジャム&ゆで卵&ドリンク。


もう、王道も王道。これ以上ないくらいど定番のモーニングである。人によっては、変わり映えしないメニューと思うかもしれない。ただ、これほど1つ1つが丁寧に仕上げられているモーニングは珍しいのではないか。


たとえばトースト。見よ、この完璧なるきつね色を。そこにバターが溶けていく様子は、もはやCMである。


というか、このパンは相当に分厚い。おそらく4枚切り以上の分厚さがあるかと思われるが、◯枚切りなんて陳腐な表現を用いるのがはばかられるほど “別格感” が漂っている。


それから、ゆで卵。「ゆで卵なんてどこにでもあるだろ!」って話なのだが、手にしたときの温度感といい、殻の剥きやすさといい、黄身が白身のちょうど真ん中に収まった感じといい、細かいところも完璧なのだ。


そのようなディテールが積み重なった結果、「ハマりそう」って気持にさせられたように思う。なお、トータルでかかったのは990円

これは私がプレミアムアイスコーヒー(990円)を注文したからで、ドリンクによって値段が変わってくる。ただまぁ、大体1000円前後だろう。


その値段で、上のようなモーニングを味わえるならめちゃくちゃアリ。しかも、店内は落ち着いた雰囲気で、テーブルとテーブルの間隔も広いから、ゆっくり出来る。


その空間、その時間、さらに先述のモーニングが付いて990円。これは相当に安い! ……というか、そう思っている自分が今後散財しそうで怖い!!

ちなみに、「珈琲茶館 集」はアフタヌーンティーも最高らしい。詳しくは以前の記事をご確認いただきたい。



と言いつつも、私はまだアフタヌーンティーの世界に行かないことにする。モーニングを1度味わっただけで、「昼食代を削りまくれば『珈琲茶館 集』に結構行けるな」と思っている自分が怖くて仕方がないから。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 珈琲茶館 集 プレミアム新宿店
住所 東京都新宿区歌舞伎町1-17-1 栗田ビル2・3F
時間 9:00~23:00 ※モーニングは11:00まで

参考リンク:珈琲茶館 集、Instagram @coffee_sakan_shu_official
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼公式インスタによると、モーニングの「パンケーキワッフル」は実施していない店舗もあるとのこと

▼新宿店で見たメニューの一部。これだけを見ればお高いかもしれないが、11時まではモーニングが無料で付いてくることを忘れてはいけない

▼ジャムはストロベリー、ブルーベリー、オレンジママレードから選べる形で、今回はストロベリー