……どこかで見たことある。

「ことだまっち」というキャラクターの名称といいドット絵のキャラクターを育てるシステムといい、どうしても某たまご型のゲームが頭に浮かんでくるんだけど……多分そこは突っこんじゃいけないところなんだろう。

しかしここまで既視感があると、逆にこのゲームがどんな内容なのか気になってくる。ということで、実際にプレイして確かめてみることにした。


・目が離せない

ゲームのタイトルは「ことだま日記」。


プレイを始めると、さっそく言葉を食べて成長する不思議な生き物「ことだまっち」が登場。

まずは周辺にふよふよと浮いているハートをタッチして集めよう。たくさんハートを集めて、画面上部に表示されているバーをいっぱいにすると……


ことだまっちに「コトダマ」を与えられる。数種類のコトダマの中から、自分の好きなものを選んでことだまっちに食べてもらおう。


すると、ことだまっちがソワソワしだして……


新たな姿に進化!


これを繰り返してことだまっちをどんどん成長させていき、最終形態である「卒業」を目指そう。


ちなみに、筆者が最初に育てたことだまっちは最終的にもやしになった。いや誰が予想できるんですかこんな成長図。


このあと数回育成を繰り返してみたのだが、それぞれが1回目と同じように予想外すぎる姿に成長。

め、目が離せない……! やること自体はシンプルなのに、「次はどうなるんだろう?」というワクワクが延々と続くため完全にやめ時を見失ってしまう。


ことだまっち達にコトダマを与えた時のセリフやモノローグもなんだかじわじわ来るものばかりで、それも飽きがこない理由の1つなんだろう。製作チームの皆さんのセンスが光っている。


卒業の姿まで成長したことだまっちにはそれ以上コトダマを与えることはできず、新たなことだまっちに世代交代するぞ。

ここまでにかかる時間は10分かそこら。某たまご型のゲームは最終形態になるまでに数日かかるので、それと比べるとかなりテンポが早く感じる。

卒業と言っても完全にいなくなってしまうわけではなく、同じ部屋で一緒に生活してもらうこともできる。せっかく成長した姿が数分で見納めになってしまうのは、さすがに悲しいもんな……!


卒業したことだまっちは、「おでかけ」に行ってアイテムを拾ってきてくれたり……


部屋でコインを集めてくれたりと、育成をサポートしてくれるようになるぞ。


コインを使うと部屋に飾る家具を購入できる。家具は見た目を華やかにしてくれるだけでなく、それぞれハートを集める効果を持っているぞ。

つまり、部屋が豪華になればなるほどことだまっちを育てやすくなって無限に育成してしまう、と……ゲーム設計うますぎるでしょ……!!


・まだ見ぬことだまっちを求めて

ということでことだま日記は、某たまご型のゲームとは似て非なるとってもユニークな育成ゲームだった。


図鑑を確認してみたところ、ことだまっちは全部で190種類近く存在していてまだまだ出会えていない子がたくさんいるみたいだ。これからしばらくはコンプリートを目指してことだまっちを育成しまくる日々が続きそう。

クスっと笑える要素が盛りだくさんのおすすめゲームだ。皆さんも是非ことだまっち達に癒されてみてはいかがだろうか。

参考リンク:ことだま日記
執筆:うどん粉
ScreenShot:© Ske6、ことだま日記(iOS)

▼時々表示される豆知識もニコニコしてしまうものばかりだった。開発チームの愛が伝わってくる

▼コトダマにはそれぞれ属性がある。与えた属性によってことだまっちの成長先が分岐するそう