その福袋を楽天市場で購入したとき、私は本記事がボツになるかもしれないと覚悟していた。というのも、際どいブツが入っている可能性が無きにしもあらずと思っていたからだ。

じゃあなぜ購入したのかというと、期待が全てを超えてきたからである。写真がモザイクまみれになってもいい! ボツになってもいい! だからとにかく、中身を確認したい!! という気持ちでポチっとしたら……


肉がすげええええええええええ!!


──これだけでは何のことかサッパリ分からないだろうから、もう少し詳しく説明したい。


・正式名称がややこしい

今回ご紹介する福袋、楽天のサイト上では「秘密の訳あり福袋」とか「秘密のお正月福袋」と表記されている。ただ、購入と同時に送られてくる自動返信メールには、


肉加工品 食品ロス ハム 賞味期限 間近 在庫処分 詰め合わせ(97163)


とあったから恐らくこれが正式名称だろうが、長い上に商品名かどうか分かりにくいので、本記事では「秘密の訳あり福袋」と呼ぶことにしよう。

で、この「秘密の訳あり福袋」の販売元はサンライズファームってところで、価格は3200円(送料込)。上の正式名称を見ればわかるように、何らかの加工肉が入っている福袋のようだ……が!

私は商品ページに記載されていた “あるひと言” を見たことで、加工肉が入っているかどうか分からなくなってしまったのだ。その言葉とは……


うっふん♪


大人の事情でキャプチャ画像を掲載できず申し訳ないのだが、楽天の商品ページには「うっふん♪ 秘密の福袋」という文言がたしかにある。

では一体なぜ、加工肉の福袋に「うっふん♪」を付ける必要があるのか。しかも “♪” や “秘密” という言葉と組み合わせることで、“うっふん” のうっふんパワーを最大化させている。この意図は一体……


ハッ!


もしかして、商品ページに記載されている “肉” は何かのメタファー(比喩)なのではないか。つまり、加工肉のように見せかけて、実は全く別の何か。そっちではなくあっち……という可能性、あると思います!



──と、尋常ではない期待を込めて私は購入ボタンをクリックした。そして数日後。届いた内容を見たら……先に述べた通りである。

期待どおりと言っていいのか、期待を裏切ってと言うべきなのかわからないが、正真正銘の加工肉。中身を書き出しておくと、こんな感じだ。


・ベーコン ブロック(250g)


・ショルダーハム スライス(200g)


・ヒレハム ブロック(150g)


・ロースハム スライス(80g)× 2袋


・ウインナーソーセージ(6本 / 140g)


まさに、正月にこういうのがあると嬉しいんだよな〜というラインナップ。実際にいくつか加工肉を試食してみたが、どのあたりが “訳あり” なのか全く分からない。普通に美味しいぞ。

というわけで、私と同じ精神年齢の人は “うっふん♪” が気になって仕方がないかと思うが、それはあんまり気にしなくて大丈夫だ。安心(?)してくれ。

参考リンク:楽天市場「秘密の訳あり福袋
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.


▼肉の塊(かたまり)がこれだけ来たらテンション上がる〜! なお、すべて冷凍で届いた