例年、超充実の内容で知られるカルディコーヒーファームの食品福袋。倍率は年々高くなる一方で、2022年は「9 / 16」、今年2023年は「4 / 17」と確実に激レア化への道を進んでいる。

その理由は何とか今年もゲットした『食品福袋2023(4500円)』の中身を見れば明白! ノストラダムスじゃなくてもこれくらいは言える。「来年はさらに手に入りにくくなる」と。「そして伝説になる」と──。

・入手困難

かつては店頭販売を実施していたカルディの食品福袋も、ご時世なのか「抽選販売」のみ取扱いになって数年が経つ。数年前までは「早起きすれば何とかなる福袋」であったが、現在では「運が必要な福袋」へと変貌した。

それでも人気は衰えるどころか、ますます高まるばかり。販売価格は2016年が3000円、今年は4500円であるにもかかわらず、現在ではスタバや無印と並ぶ「プラチナ福袋」と化している。その理由は福袋の中身を見ればお分かりいただけるハズだ。


・カルディコーヒーファーム「食品福袋(4500円)」の中身

・ ディチェコ エキストラバージンオリーブオイル
・ ナチュロー ピュアカナディアンハニー(はちみつ)
・ サラダの旨たれ
・ マイルドカルディドリップ(10袋入り)
・ モンスーロ スパゲットーニ
・ 豆乳ビスケット お正月パック
・ ウォーカーフレーバーアソート
・ ジャンナッツ アールグレイ
・ トロウマッド サブレ
・ べっこう飴
・ ホタテのアヒージョ
・ 即席みそ汁(5袋入り)
・ 福茶
・ 干支チョコレート
・ ぜんざい
・ ホワイトチョコがけドライマンゴー
・ いぶしの3種のナッツ
・ 柿のたねと3種のナッツ
・ 数の子マヨソース
・ もへじトートバッグ

※福袋なので中身が違う場合があります。

1度取り出したら、再びバッグに詰め込むのが困難なほど食品福袋はパンパン! 他の福袋の追随を許さない圧倒的なアイテム数だけでも「参りました……!」とひれ伏すしかない。



・黄金期到来

注目は全20アイテムのうち14アイテムが “毎年恒例の商品” であるということ。「冒険しない」と捉えることもできるが「安定感がある」と見ることもできる。「絶対に外さない福袋」のブランドは長い年月をかけて作られているのだろう。

しかもレギュラーメンバーたちが「オリーブオイル」「パスタ」「ドリップコーヒー」など “あれば絶対に使うヤツ” であることも強い。福袋に否定的な人でさえ、カルディの食品福袋だけは「お、おう」と認めざるを得ないハズだ。

さらに言えば新メンバーたちもメッチャ良さげだから言うこと無し! 新旧世代が噛み合ったカルディの食品福袋は黄金期を迎えつつある。来年はさらに倍率が上がり、数年後にはスタバと並ぶ「手に入らない福袋」になる可能性が高いのではなかろうか?

外側のバッグ込みで合計アイテム数は21。単純に1個あたり214円ちょいで手に入るなら、カルディの食品福袋がお得じゃない理由を探す方が難しい。プラチナ福袋化待ったなし──。そう感じざるを得ないほど充実した『カルディの食品福袋2023』であった。

参考リンク:カルディ・コーヒーファームサイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.