東京駅一番街に大手製菓メーカーが集結するアンテナショップ「東京おかしランド」は2022年12月15日、10周年を機にリニューアルオープンした。床面積を1.4倍に拡張し亀田製菓が加わって、新商品や限定商品を多数用意して新しいスタートを切った。

その亀田のアンテナショップでは「出来立てハッピーターン」(税込540円)や「柿の種 ハッピーターン味」(税込756円)の販売を行っている。え? 柿の種なのにハッピーターン味ってどういうことだよ!

柿の種なのか? ハッピーターンなのか? どっちなんだコラッ!! 実際に食べてその味をたしかめたぞ、コラ!!

・紙容器の底に隠しメッセージ……

東京おかしランドは、グリコ・森永・カルビーの3社が集結するお店だ。2012年4月に誕生して以来、東京駅の土産物スポットとして人気を呼んでいる。すでにオープンから10年も経っていることにいまさら驚いてしまう


今回のリニューアルにより売り場が大幅に広くなり、亀田のショップ「カメダセイカ」が仲間に加わった。ちなみに現在(~2023年2月14日)、イベントスペースには不二家カントリーマアムの「チョコまみれワールド」が出店している。


ここが亀田のお店、キッチン併設のアンテナショップは同社初とのこと。ここで店舗限定の出来立て柿の種と出来立てハッピーターンを製造販売しているのである。


その2つの商品がコレ、「柿の種 追いがけ醤油味 ~花かつお盛り~」「ハッピーターン パウダーマニア」だ。柿の種は名前が長いな……。


出来立てハッピーターンの方が私(佐藤)の好奇心をそそったので、そちらを食べてみることに。パウダーマニアと名付けられるだけあって、粉がスゴイ! 通常より300%増しなのだとか。


米菓を食べるというよりも、粉を食う感じだ。大事なことをお伝えしておくと、この店に飲み物はないのでドリンクを準備しておいた方がいい。油断すると、粉でむせて「ゴハッ!」となりかねないから。


そういう私はドリンクが手元になかった。咳き込むのを堪えてなんとか完食。あとにはこんなに粉が残った。この量は「パウダーマニア」というよりも「パウダークレイジー」だぞ、マジで……


粉だけになった紙の器を捨てようとしたところ……。おや? 何か文字が記されている。「ア」のあとに続く言葉は……



「アリガトウ」!!


天下一品の丼の底に記された「明日もお待ちしてます」かと思っちゃったよッ!



・柿の種 × ハッピーターン

販売商品にも面白いものがある。それがブランドコラボの「ハッピーターン味の柿の種」だ。魔法の粉を柿の種にまぶしているそうなのだが、どっちの味が強いのか?


小袋を開けて実物を見ると、柿の種が粉で真っ白になっている。


よし、食うぞ! 亀田のブランド頂上決戦。勝つのは柿の種か? それともハッピーターンか? ゴングです! カーン!!


口の中に放り込むと、ハッピーターンの猛攻で開始3秒で柿の種ダウン!! そのまま10カウントでハッピーターンの勝利!


これハッピーターンの味しかしねええええええええええ!


ということで、夢のコラボ商品は99%ハッピーターンでした。興味のある人はぜひ食べてほしい。私の言わんとすることがよくわかるはずだ。柿の種の形をしたハッピーターンを食べてみて頂きたい。


・今回訪問した店舗の情報

店名 カメダセイカ(東京おかしランド)
住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街 地下1階 東京おかしランド内
時間 9:00~21:00(出来立て提供時間9:00~19:30)
定休日 なし(施設に準ずる)

参考リンク:亀田製菓
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24