あくまで個人的な感想ではあるが、おそらく「無限に食べ続けられるお菓子No.1」を決めるとしたら、亀田製菓の『ハッピーターン』がブッチギリで1位に輝くハズだ。甘いとしょっぱいを兼ね備えた “甘じょっぱい” はまさに無限ループ。大げさではなく14袋は食べ続けられる自信がある。

それはさておき、そのハッピーターンが4年ぶりにリニューアルしたという。亀田製菓によれば、今回新たに『ハッピーシャワー製法』を開発したというが、果たしてお味はいったい……? さっそく食べ比べてみることにした。

・4年ぶりにリニューアル

ハッピーターンといえば “合法の麻薬” と言っても過言ではない「ハッピーパウダー」が最大の特徴だ。香ばしく軽やかな口当たりのせんべいに、絶妙なバランスの甘じょっぱいハッピーパウダー。そしてパウダーをしっかりキャッチする「パウダーポケット」の存在と、全てが計算され尽くしている。

今回新たに導入された『ハッピーシャワー製法』とは、味付けの最後にコク旨の美味しさをシャワーのようにかけて仕上げる製法のことで、コクと旨みの追い掛けで “味わい深い美味しさ” を生み出したという。正直いまいちよくわからない説明だが、食べればきっと違いがわかるハズだ。

・食べ比べてみた

検証方法は至って簡単で、新旧ハッピーターンを並べ、どちらが新でどちらが旧なのかわからないブラインドテスト形式を採用。また、亀田製菓も頑張ってリニューアルしたのだから、美味しい方を新ハッピーターンと選ぶことにした。

さっそく男性5名が全神経を舌に集中させて新旧ハッピーターンを食べ続ける。当サイトはグルメ記事が非常に多く、おそらく誰もが「味見のセミプロ」くらいの実力を持っているハズだ。各自が何度も何度も味見を続けた結果、1つの結論が出た。


違いは、ない。


大げさでも何でもなく、ハッキリ言って違いはない。例えるならば、マナカナくらいの違いさえも感じられないほど、新ハッピーターンも旧ハッピーターンも同じ味がした。また、パウダーが多い少ないの個体差が我々を惑わせたのかもしれない。それにしても……うむ、同じだ。

・同じすぎて泣いた

とはいえ、ブラインドテスト終了後の「ハッピーターンを食い散らかした跡」が、ハッピーターンの美味しさを物語っているのではなかろうか? 新しくなったから美味しい! ……とは言えないが、ハッピーターンがハッピーターンである限り、そのクオリティは保証されたも同然だ。

ちなみに、ハッピーターンのCMキャラクターを務めるマツコ・デラックスさん、さらには亀田製菓の社長さえも新旧ハッピーターンの違いがわからなかったそうなので、両者を見分けるのは至難の業なのかもしれない。ハッピーシャワー製法……謎過ぎる。

とにもかくにも、4年ぶりにリニューアルしたハッピーターンが「前より美味しくない」なんてことは絶対にないから、ハッピーターン大好きっ子たちは今後も安心して食べ続けて欲しい。ところで……やはり『ハッピーシャワー製法』が謎過ぎる。

参考リンク:ハッピーターン特設サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼本当の本当に違いがわからなかった……。でも美味しいよ☆