読者のみなさんは「徳川埋蔵金伝説」をご存知だろうか。江戸幕府が群馬の赤城山に埋めたという金銀財宝──。90年代初頭に大規模な発掘調査が何度も行われたが、結局発見されることはなかった……。

あれから約30年。人々の記憶から消え去っていた徳川埋蔵金は、現在 “お菓子” に姿を変えて販売されている模様。そのビジュアルがおもしろいと評判らしいので、実際に購入し食べてみることにした。


・『徳川埋蔵金』を開封


今回ゲットしたのは、群馬の老舗和菓子店「青柳」が製造・販売している『徳川埋蔵金』。ド直球で分かりやすい商品名もさることながら、千両箱風にデザインされたパッケージもインパクト大。


さっそく箱の中身をチェック。おっ、隙間からキラキラと金色に輝く物体が! ドキドキしながら開けてみると……


こ、


小判だぁー!!

トレジャーハンターもビックリの小判型サブレが姿を現したぞ。箱にぎゅっと詰まっている感じがグッド。


……徳川埋蔵金よ、お前……ここにおったんか。

まるでお宝を掘り当てたかのような気分が味わえて楽しい。これ、手土産にしたらかなりウケそうだ。ちなみに1箱6個入りで税込1000円。


・『徳川埋蔵金』をかじってみた


……ふむふむ、マカダミアナッツを細かく砕いて生地に練りこんだのか。ザクザクとした歯ごたえが楽しめて心地いい。さらに、ホワイトチョコを塩味の効いた生地でサンドしているので、甘さとしょっぱさのバランスが絶妙。……マジでウマい。この食感や味はクセになること間違いなし!


見た目も味も洒落ている『徳川埋蔵金』は、群馬県内に店舗を構えている和菓子屋「青柳」で購入可能だ。ネットでも販売されているので、もし気になったらオンラインストアを覗いてみるのもいいだろう。

かつて「徳川埋蔵金伝説」に興味があった人は、ぜひ手に取ってみてほしい。きっとワクワクドキドキするはずだ! 


参考リンク:上州菓匠青柳
執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.