ピーナッツ! 毎週金曜日の早朝に公開されている当連載「週刊デアゴスヌーピー」だが、緊急事態が発生したため臨時の号外をお伝えしたい。かれこれ2年近く連載してきた中で、ブッチギリの重大事件である。心して聞いてくれ。
話は昨日2022年10月7日にさかのぼる。私(あひるねこ)のTwitterアカウントに、当連載の読者と思われる方から気になるメッセージが届いたのが始まりだった──。
・昨日の出来事
本題に入る前に、未読の方は昨日公開された連載第90号「完成まで残り10冊! 気合いを入れ直したら、なぜかスイカバーが入ってて笑った編」から先にお読みいただきたい。それにより、以下の内容の衝撃度が増すと思われる。
さあ、それでは話を進めよう。完成を間近に控えた第90号の記事が公開された数時間後、私が投稿したデアゴスヌーピー関連のツイートに読者の方からこんなリプがあった。
「130号まではやりませんか?」
ん? 130号……? って、どういうこと? 正直、この時点では何の話かよく分からなかった。なのでスルーしようかと思った。が、妙な胸騒ぎを覚えたため、届いたものの まだ未開封だった第91号を開けてみることに。
すると中からチラシのような紙が1枚、スッと私の手元に落ち……て……き……
え!?
・謎の文言
え? いやいや……は……え!? どうしたどうした? 何があった? ちょっとよく分からなかったので、もう一回見てみよう。はいどうぞ。
え!?
「ご好評につき、シリーズ延長が決定しました!」
──いやいやいや! ちょっと待っ……
「延長シリーズは101号から130号で組み立てます」
ひゃ、130号ォォォォォォォオオオオ!?
・まさかの延長
そう、なんとデアゴスティーニは、100号で完結する予定だった「週刊つくってあつめるスヌーピー&フレンズ」を、130号まで延長するとサプライズ発表したのである。いや、数時間前の記事で「残り10冊」って書いたばかりのに、なんで残り40冊になってんだよ! 暴君かよ!!
※現在作っているボックスは100号で完成し、101号から別のボックス作りが始まる模様。
仮にここがカラオケだったとしよう。「そろそろ10分前だな」と帰る支度をしているところへ、いきなり電話が鳴って「お時間10分前なので30分延長しておきますね!」と言われて切られたら、あなたはどうするだろうか? しばらくその場に立ち尽くさないだろうか?
デアゴスティーニよ……そういうことだぞ、お前がやっているのは。こっちはもうラス10の気持ちになってんねん。『サライ』が会場に流れてんねん。徳光さんも泣いてんねん。そのタイミングでゴールを武道館から別の場所に変更するって、伝説でも作るんか?
・初ではない
ちなみに私のインスタに寄せられたコメントによれば、こうした延長は割と “デアゴスティーニあるある” らしい。そういえば過去に「ムーミンハウス」を完成させた当サイトの記者・富樫さやも記事の中で延長があったと書いていたな。何ちゅうヘヴィーな文化なんだ……。
気になる「スヌーピー&フレンズ」の延長については、第95号で詳細が明らかになるとのこと。なので現時点ではまだ何とも言えないが、一つだけ確かなのは、デアゴスティーニ軍曹はまだまだ我々を開放する気はないということである。続報を待て。