ジャンボ〜! ケニアのポテト評論家(ポテトジャーナリスト)・チャオス(本業はタクシー運転手)です。
今日もいい天気。絶好のポテト日和(びより)だなと思って、名も無きポテト屋さんに行ってみたんだ。もちろん「チップス(ポテト)」とオーダーしたよ。そしたら……! 恐怖……! オレは、本当に恐怖を感じた!! さらに悶絶!
その店は、めちゃんこ狭かった。店主は女性で、彼女がポテトを料理している時はスペースが無いので座ることができない。よって、立ちながら彼女がポテトを作り上げるのを待つことになるのだが……
すぐそばには電気式のフライヤー……
電源まわりもメチャクチャで、さらに、オレのいる場所(客席)からメッチャ近い。もう熱も感じるくらいに近くて、もしも何かあったらオレが揚がっちまうよって恐怖を常に感じながら直立不動で待っていた。(←離れろよ / 編集部注)
もうひとつ恐ろしいと思ったのは、これまたあまりにも狭いからなんだが、彼女がイモをカットする時、その破片が飛んでくるんだ。あとは、ドアも壁もないから、風が吹いたら砂埃がモロに来る。そんなこんなで……
ポテトが来たんだが、これが衝撃的にマズかった。どんな味かというと、味がなくて、しかも揚げているはずなのに冷たいとか、もうなんだかワケがわからないポテトだった。
しかも、塩などのスパイス的なモノは一切なし。玉ねぎとトマトと唐辛子からなるサラダ(?)と合わせて食べてください的な出し方なんだが、まったくもってウマくなかった。
ちなみに価格は50ケニアシリング(約50円)と、これまでの中でも最安値。「安かろう悪かろう」は、ケニアでも通じる諺(ことわざ)だ。
さて、そんなテリブル(最悪)なポテトを食べてから約1時間後……やたらと胃が張るというか、屁も出るし、もう体の中でガスが発生しまくってる感じ。このままだと口からも屁が出るぞ……という不快感がハンパないので、オレはすぐさま近所のクリニックに駆け込んだ。
すると薬剤師さんは、「そりゃ胃洗浄したほうがいいわ」と『ENO(←たぶん胃薬)』を処方してくれたんだ。それを飲んでしばらくしたら、胃の不快感はおさまった。今回、下痢にはならなかったけど、ガスの発生っぷりはすさまじかった。
ちなみにお店の場所は、カーバレットロード(karbaret road)沿い。ポテト評論家のオレから彼女にアドバイスをおくるとしたら、「もっと広い場所で、客と電気との距離も適切に保ちながら料理すること」だね。では、クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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