ピーナッツ! 今年も残すところあと1カ月。早いよなぁと毎年のように思うが、デアゴスティーニが家に届くペースもマジで早い! というワケで、さっそく始めていきましょう。「週刊デアゴスヌーピー」のお時間である。

それにしても前号は分厚かった。過去最大級の厚さだったと言っても過言ではないだろう。まさかアレが2号連続で続くことはないと思うが、でもデアゴスティーニだしなぁ……と軽く怯える私(あひるねこ)。しかしこの後、届いた冊子を見て度肝を抜かれてしまった。

・薄っす!!!

マジかよ、フリーペーパーか何かか……? 前号の半分以下である。どうしてデアゴスティーニは毎度やることが極端なんだ。そういう社風なのか。どういう社風だ。

・第46号の中身

分厚すぎても心配になるが、薄すぎてもやっぱり心配になるぞ。ちゃんと中身は入っているのだろうか? さっそく開封していきたい。まず最初に出てきたのは、現在組み立てている「秋のシーン – キャンプ」ボックスに取り付ける天井板。


続いて内板。


ネジ、基板。


LEDつきコードが2本(片方は月・たき火用)。


ストッパー2個とLEDホルダー。


そして光ファイバーが2本。


以上である。


アキバのジャンクショップか私は。何なんだこの色気のないパーツの数々は。「週刊機械いじり」に改名でもするつもりか。やる気あんのかコラ! さすがにフィギュアすら入っていないのは予想外だったぞ。スヌーピー要素どこ行った。

・作業スタート

まあ文句を言っても仕方がないので、とりあえず続きを作っていきたい。まずは天井板のくぼみに合わせてLEDつきコードを貼り付ける。


続いて基板も組み合わせてネジを締め固定。


2本のコードを基板のソケットにそれぞれ差し込み……


内板を組み合わせたら天井の完成である。


続いて今度はLEDホルダーに月・たき火用のLEDコードを差し込み、接着剤で固定する。


固定したら、ホルダーの反対側の穴に2本の光ファイバーを差し込む。光ファイバーがLEDから離れていると光がうまく伝わらないので、ぴったりくっつけることが重要だ。


さて、ここまで順調に進めてきたが、次なるデアゴスティーニ軍曹の指示はなかなかに衝撃であった。なんと前回苦労して完成させた「キャンプ」のボックスの地面を、一旦外せというのだ。マ、マジかよ……。


これを外せってかい。

・容赦ゼロ

アンタ簡単に言ってくれるけどな、作った側からしたらこんなの爆弾を解体するようなもんだぞ。めっちゃ怖えーよ。できれば触れたくねーよ。ビビりつつ、なんとか地面だけ外そうと試みるも、これがなかなか外れてくれない。クソ……ッ! 外れろこのッ……!! そしたら次の瞬間。


倒壊した。


えええ……。一瞬呼吸が止まりかけたが、接着剤を使っているワケではないので特に問題なし。地面も無事だったぞ。いやぁ、それにしても心臓に悪いわ……。地面を裏返したら、先ほどセットした光ファイバーの一方の反対端を、穴に差し込む。


続けて光ファイバーをストッパーで固定。


今度は地面から伸びる月・たき火用のLEDつきコードと、残りの光ファイバーを奥壁の下側の穴に通し、引きながら地面をボックスに組み合わせていく。


地面をしっかり固定したら、奥壁の後ろ側に出た光ファイバーの先端を月の下側に接着。こちらもストッパーで固定する。


最後に光ファイバー、LEDつきコードをそれぞれテープで奥壁に貼って止め……


コネクターを天井のソケットに差し込みながら組み合わせたら……


完成である。


と言っても、外見は前回の状態と何も変わっていないようだ。今日の作業の成果を確かめるには、部屋を暗くする必要があるだろう。その後、天井につなげた電源スイッチをパチッと入れると……


こうなる。

・光ったァァァァァアアア!

組み立て中はまったく気付かなかったが、まさか月とたき火が光る構造になっていたとは。ド深夜にリビングで撮影しながら、私は一人興奮を隠せないでいた。こ、この山でキャンプしてる感……! 何だろう、めっちゃワクワクする……!!


これまで「デアゴスヌーピー」に取り付けるLEDは、そのほとんどが天井の照明に過ぎなかった。それがこのボックスでは、たき火が赤く光り、月は黄色く光るのだ。第46号目にして初めて見る景色。ええやん! ええやんええやん!!


(ちなみに部屋が明るいとこんな感じ)


デアゴスティーニよ、さっきはジャンクショップとか言ってすまんかった。いやまあ、それ自体は何も間違ってないと今も思っているが、結果的に完成したLEDは最&高だったぞ。この調子で次号も頑張ろうと思います。それではまた来週お会いしましょう。ピーナッツ!

参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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