ググれば簡単に “答え” がわかる世の中ではあるが、知りたいことがあれば詳しい人に教えてもらうのが1番である。キャンプ料理のレパートリーを増やしたい私は、SNSで “簡単キャンプ飯の作り方” を発信している『兼業主夫のケン』さんにコンタクトを取り……

そのまま先生になってもらった。それから料理初心者のオッサンが、さまざまな料理にチャレンジしてきたわけだが……ここで夏が終わる前に! とくに美味しかった・評判の良かったメニューを5つ紹介したい。まだ間に合う! ぜひ夏の間にチャレンジしてみてくれ!

シソの豚巻き串

博多の屋台でも人気の「シソの豚巻き串」は、料理下手の自分でも震えるほどウマかった。キャンプ前に「あとは焼くだけ」の状態にしておけば、現場でスグに食べられるからマジでおすすめ。美しく仕上げるのがチョイ難しいが、味は特大……いや、超特大ホームラン級である!

何度も作れば見た目も美しくなるだろう。「串打ち3年、焼き一生」と言われる焼き鳥の世界が垣間見えた……気がした。材料は豚バラ肉と大葉くらい。今晩さっそく試せるメニューなのでぜひ。あ、ビールも忘れないように!


とん平焼き

居酒屋定番メニュー「とん平焼き」は、夏祭り感も漂わせるメニューだ。100人中100人が好きなメニューと言っても過言ではないだろう。味はもちろん、ビジュアル的にも屋外で食べたい料理ではないだろうか。

作り方は簡単、豚肉とキャベツを卵で包むだけ。粉物よりも準備や洗い物が少ないクイックメニューだから、料理初心者でも無理なくチャレンジできるはず。ぜひ試していただきたい。もちろんビールも忘れずに!


ガーリックバターステーキ丼

キャンプで大人気の万能クッカー「メスティン」で米を炊いている間に、チャチャっと作りたいのが……バカウマの「ガーリックバターステーキ丼」であるっ!

こちらスーパーで売っているステーキ肉でOK! 簡単、美味しい、ボリューム満点の三冠王。おまけにプチ贅沢な気分も味わえる無敵メニューだぞ。


きゅうりの1本漬け

キャンプ料理といえばワイルドな焚き火料理を思い浮かべるが「きゅうりの1本漬け」は、火を使わないメニュー。火起こしを待っている間にサクッと食べられる簡単料理だ!

また夏祭りの定番メニューと言うだけあって、汗で失われた水分・塩分を補給できる優れモノ。キャンプ前夜に下準備をして、ひと晩漬けて持っていけば完璧である。ひんやりできるキャンプ飯は、夏の間に食べておくべし!


ジャガイモのガレット

キャンプで大人気のジャガイモ料理のなかでも、とくにヤバいのが「ジャガイモのガレット」。ビジュアル的に只者ではない雰囲気がムンムンに漂っている鬼オシャレ料理だ。

正直「ジャーマンポテト」の方が簡単だし「ハッセルバックポテト」の独創的なオーラもたまらないのだが……

「ユニークさ」と「美味しさ」と「手間のかからなさ」のバランスが素晴らしいのがガレットではなかろうか。ジャガイモを千切りにした後に、水にさらさなくていいのは初心者的にも楽。ジャガイモの大量消費にも使えるナイスメニューは、ビールとの相性も最強だ


──というわけで、夏が終わる前に試してもらいたい人気のキャンプ飯を5つ紹介させてもらった。詳細なレシピや作り方のコツは各記事をチェックしてみてほしい。選ばれなかったメニューも簡単 & 美味しいものばかりなので、興味がある方はぜひ色々作ってみてくれよな!


参考リンク:YouTube「兼業主夫ケンのキャンプ飯チャンネル」,used with permission.
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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