コカ・コーラがまたやってくれた。レモネードにアルコールを加えた、ハードレモネードの専門ブランド『ノメルズ ハードレモネード』を立ち上げた。これがなかなかどうして、めちゃめちゃウマいっ!!!!!! 

同社から出ている酎ハイ檸檬堂もレベルが高いが、この檸檬堂を凌駕するのではないかと記者は睨んでいる。そんじゃ、さっそく紹介していくぜー! 

・ラベルが可愛い

こちらはシリーズとなっていて「ノメルズ ハードレモネード オリジナル」「ノメルズ ハードレモネード サワー!サワー!サワー!」「ノメルズ ハードレモネード ビターサワー」の3種だ。記者はコンビニにて、いずれも税込165円で購入したぞ。

まずもって、ラベルが可愛い。移動販売用のトラックがプリントされていて、こんなトラックでレモネードが売られていたら、買ってしまうこと請け合いだ。実はこのトラック、若者3人が自前のフードトラックでスタートアップしたハードレモネード専門店という設定らしい。

公式サイトを覗くと、ナタリー・ナオミ・ベンと、トラックを所有するキャラが登場するので気になる人はチェックしてみてくれ。個人的には熱いハートの持ち主という、ベンが気になっている。

・ノメルズ ハードレモネード オリジナル(アルコール分5% 果汁20%)

それはさて置き、まずは「ノメルズ ハードレモネード オリジナル」を見ていくとしよう。こちらはアルコール分5%で果汁20%、定番のレモネードらしい甘酸っぱさが特徴だ。

お酒に弱い人にとってみれば、アルコール度数5%というのは、そこそこハードルが高い部類に入るのではないだろうか。コカ・コーラの攻めの姿勢を感じるな。

しかし飲んでみると、あまりアルコールっぽさは気にならない。なぜならば、レモネード自体がとても美味しいからだ。サッパリとしていて、しつこさがない。

レモン特有のほろ苦さがありながら、甘みもしっかりあるので、ジュース感覚でサラサラと飲めてしまう。レモン系のアルコール飲料は、どうしても一生懸命味を付けた感があるのだが、こちらはそれがない。非常に自然な味わいだ。

・ノメルズ ハードレモネード サワー!サワー!サワー!(アルコール分5% 果汁14%)

お次は「ノメルズ ハードレモネード サワー!サワー!サワー!」だ。ビックリマークが3つも付いている。テンション高っけえな……!! こちらはアルコール分5%で果汁14%、ちょっと酸っぱいレモネードである。

オリジナルに比べ、酸味が効いている。しかもその酸味が、そこそこ独特。それもそのはずで、レモンだけではなく柚子の香りがそこそこするのだ。

酸味が効いているアルコール飲料が好きな人は、この「サワー!サワー!サワー!」を試してみてほしい。懐かしくもあり斬新さもありな、キュっと締まるレモネードを楽しめることだろう。個人的にはオリジナルと交互に飲みたい味だった。

・ノメルズ ハードレモネード ビターサワー(アルコール分7% 果汁8%)

最後は「ノメルズ ハードレモネード ビターサワー」だ。はじめに言っておこう。こちらはただでさえ美味しいノメルズシリーズの中でも、飛びぬけてウマかった。気に入り過ぎて、ここ最近は毎日飲んでいる。

アルコール分7%で果汁8%と、シリーズの中ではアルコール度数が最も高く、果汁は少ない。飲んでみると、思いのほか優しい喉越しだ。そして何より味がめちゃめちゃ美味しい。

なんと言えば伝わるだろうか。3本の中では断トツにスパイス感があり、どことなくコーラに近い風味さえ感じられる……気がする。後味は例によってスッキリしているので、いくらでも飲めてしまいそうだ。

正直、もっとサラッとガブガブ飲めてしまうような軽いドリンクを想像していたノメルズシリーズ。しかし、そんな優しいものではなく、しっかりクッキリと爪痕を残されてしまった。要するに、かなりクセになっている。

『ノメルズ ハードレモネード』は、今までにありそうでなかったアルコール飲料であると言えるだろう。冒頭に書いた通り、大人気の檸檬堂でさえ越えていけそうなポテンシャルを秘めていると、個人的には感じた次第。

いやはや、さすがはコカ・コーラ。ドリンクへの美味しさ追求熱は、とどまることを知らないな。取り急ぎ記者はこの記事を書き終えた後、ノメルズを買いに走ろうと思っている。一度飲むと冷蔵庫に常備したくなること必至だYO!! 

参考リンク:ノメルズ ハードレモネード
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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▼ノメルズシリーズがめちゃんこ美味しい

▼アルコール度数や果汁が少しずつ異なる

▼ここ最近はビターを毎日飲んでます

▼美味しいよぉぉぉぉぉー!! 

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