日本では定期的に外国の「食べ物」や「飲み物」が流行る。中でも最近はフォトジェニックなものが流行る傾向で、奇抜な商品もたくさん増えてきた。そのため、流行するにはハイレベルな競争を勝ち抜かなければならないが、いまだに「タピオカドリンク」を制すものはいない。

だがしかし! 打倒「タピオカドリンク」が期待できる新しい商品をついに発見した。それが……韓国発のフレーバードリンク「アイストーク」だ。日本ではまだ置いているところが少なく、知らない人も多いと思う。なので気になる人のために、どんなドリンクなのかを説明していくぞ~!

・袋タイプのドリンク

日本では、通販や輸入雑貨などを取り扱うプラザを中心に販売している「アイストーク」。発祥の韓国ではコンビニでも買えるらしい。日本では現在、アップルパンチ、アメリカーノブラック、ウォーターメロン、グリーングレープ、ブルーレモネードの5種類を販売している。

そして「アイストーク」は、『袋型』のパッケージで売られているのが特徴だ。柄などは一切ない白を基調としたパッケージで、文字と写真のみのシンプルなデザイン。このシンプルなのに『袋型』であるパッケージが新鮮で、日本人にも受けそうだなと感じた。

・鮮やかで綺麗な色

「アイストーク」は、パッケージ写真通りの色をしている。よくパッケージ写真と中身は別物なんて商品もあるが、「アイストーク」はむしろ実物の方が良い。

私は「アイストーク」を見つけた時に、見本として中身が見えるサンプルを見た。色とりどりのサンプルの中で、ひと際色が綺麗だと感じたのがブルーレモネードである。コップに注ぐとブルーレモネードの青色は空のようで、浮いている氷は雲のよう。すごく綺麗なのだ……。

また「アイストーク」というのは、氷を入れるのが主流の飲み物。そのため時間が経つとジュースと氷が分離していく。そうしてグラデーションになっていくのも綺麗で、時間がたっても目で楽しむことができる。

・甘さは氷の加減で

日本だと「アイストーク」の口コミはまだ少ないのだが、調べてみたらどの味でも甘いという意見が多い。私はブルーレモネードの他に、アメリカーノブラックも購入したので、この2種類を飲んでみた。

結論、氷の加減で甘さは変わると感じた!  氷を入れることが前提なので、「アイストーク」自体は甘めに作られている。私はグラスに入りきるギリギリの量の氷を使ったため、甘さ控えめでちょうど良かった。甘いもの好きであれば、グラス5割から7割くらいの氷で良いと思う。

そして「アイストーク」はアメリカーノブラック以外、フルーツ味のジュースで果汁は10パーセント未満。中でもウォーターメロンは果汁3パーセント。私が飲んだブルーレモネードは懐かしいシロップの味が中心で、レモンの風味は後からほのかに感じられた。果汁から推測するに、恐らく他のフルーツ味も同じような雰囲気なのではないかと思う。

また、唯一フルーツ味ではないアメリカーノブラックとはコーヒー味である。アメリカーノブラックは袋を開けた瞬間、コーヒーの香りをふわっと感じた。味もフルーツ味のシロップと同様で、シンプルでどこか懐かしさのある味をしている。

・流行ってもおかしくはない

ちなみに「アイストーク」は、1袋税込みで226円。内容量は190mlだが、氷を入れて飲むことがほとんどなのでコスパは悪くない。今はまだ店舗にはあまり見かけないが、もう少し流行ってきたら置きだすところも増えるのではないかと思う!

「タピオカドリンク」よりも低価格で、家で飲めるしアレンジもしやすそうな「アイストーク」。ここから一気に大ブームが起こらないかと、私は密かに期待している……。もしこれを機に気になった人は、ぜひ「アイストーク」ブームを応援していこう~!

参考リンク: プラザ「アイストーク」
Report:mai
Photo:RocketNews24.