今年は東京五輪! そう意気込んで迎えた2020年だったが、新型コロナウイルスが感染拡大して世界を一変させた。夏でもマスク生活をするはめになり、一生に一度あるかどうかの日本での五輪は延期。いまだ生活に明るい見通しは立っていない。

まさか今の時代に感染症が流行するなんて……。誰もが信じられないような1年だったが、きっと何年経っても2020年は記憶に残り続けることだろう。とにかく今は前を向くしかない……とこの流れで何だが、私が今年書いた記事の中でお気に入りのものを5本取り上げたい。

・オッサン5人が美容室で「キムタクにしてください」とお願いしたらヤバいことになった

いつの時代になってもカッコいいキムタク。男であれば憧れる存在だが、リアルなオッサンたちが容姿を近づけようとしたらヤバいことになってしまった。現実を突きつけられたものの、私たちはそれぞれ特別なオンリーワンなのだと気づくことができたのは貴重な経験だった。


・自粛生活で髪がボサボサ…30代男性が人生で初めてヘアピンを使ったら異国の風が吹いた

コロナ禍となったことで人と会う機会が激減した私はすっかりズボラ野郎に変貌。半年以上髪を切ることなく過ごしていたら、ボサボサになって前髪はゲゲゲの鬼太郎ばりに伸びてしまった。作業するのに邪魔なので人生で初めてヘアピンを使ったところ、異国の風が吹いたのだった。


・【直撃インタビュー】35万円のイヤホンって何がどうスゴいの? 音楽に疎い素人が高級商品で試聴してみた結果

まだ新型コロナウイルスに対して世間がフワフワしている時期に取材した1本。何気なく街を歩いていると「35万」という庶民の私には信じられない価格のイヤホンを発見。突撃にもかかわらず話を聞かせていただき、新しい世界を見せてもらえたのを思い出す。年末ジャンボを当てたらいいイヤホンを買いたいなぁ〜。


・【生存確認】令和になっても「牛丼太郎」は生きているのか? ただ1店舗の生き残り・茗荷谷の現在

これまたコロナが本格的に流行する前に取材した記事。ふと生き残っていた「牛丼太郎」のことが気になって生存確認したところ……元気バリバリに営業していた。今でも元気だといいなぁ。コロナが収束したらまた行こう。


・これまでの餃子は何だったんだ…餃子のプロ直伝「焼き餃子を美味しく作るコツ」が常識を覆すテクニック

昨年から餃子にドハマりしていて迎えた今年のはじめ、一般社団法人焼き餃子協会の代表理事・餃子ジョッキーの小野寺 力さんから「焼き餃子を美味しく作るコツ」を伝授してもらった。タイトルにもあるように「これまでの餃子は何だったんだ」と思うほどのものだったので年末年始はもちろんのこと、お家でもぜひ活用していただきたい。


以上である! 明るいニュースが少ないなか、タメになったりクスリと笑っていただけたら幸いだ。2021年もこれまで同様、どんな内容であっても読んでよかったと思ってもらえるよう初心を忘れず頑張ります。それでは、よいお年をお迎えください。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.