どうもみなさん、こんにちは、こんばんは。ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。見切りの早かった弊社はテレワークに突入して6週間が経過しました。家で過ごす時間がすっかり長くなったせいで自炊する機会も大幅に増えた結果、最近は八百屋さんに通いまくっています

以前の記事で「セリそば」と「セリのサラダ」のレシピをご紹介しましたが、最近食べた野菜の中で「コレは!」と感じたのが『葉たまねぎ』──。本当にビックリするくらい美味しいので、ぜひ今回のレシピも試してみてくださいね。

・あまり食べない葉たまねぎ

普通に生きていても「葉たまねぎが大好物です!」って人にはなかなか出会いません。私も存在自体は知っていましたし、何回か食べたことはあるんですが「まあ、玉ねぎだよね」くらいにしか思っていませんでした。

そう、葉たまねぎって基本的には玉ねぎなんです。八百屋さんによると、いわゆる “新たまねぎ” よりも早く収穫された玉ねぎのことで、その特徴は葉っぱの部分が美味しく食べられること。普通の玉ねぎに葉っぱは付いていませんが、葉たまねぎは葉っぱが美味しい野菜なんです。


んでもって、一般的には “ぬた” などにされることが多い葉たまねぎですが、ぶっちゃけ “ぬた” って難しそうじゃないですか。「ぬたか……」と躊躇していたんですが、八百屋さんが教えてくれた「葉たまねぎのおひたし」がとても簡単だったので、試してみることにしました。

・「葉たまねぎのおひたし」のレシピ

【材料】
葉たまねぎ: 適量
めんつゆ: 適量
白だし: 適量

【作り方】
1: 葉たまねぎをざっと水洗いし、茶色い部分を取っておく。


2: 熱湯で実の部分を1分ほど茹で、その後 葉の部分を10秒~20秒茹でる。



3: 水で冷まし、水気を切る。ギュギュっと絞ってOK。



4: 適当な大きさにカットしてボウルにうつす。


5: めんつゆと白だしを1:1くらい入れてよく和えたら完成。


要するに一般的な “おひたし” のレシピです。もちろん、しょう油とおかかで食べてもイイんですが、こちらの味付けもめちゃめちゃ美味。ポイントは葉たまねぎの美味しさを活かすため、めんつゆと白だしは少量にすること。私は小さじ1ずつを加え、物足りなかったらチョロっと白だしを足しています。

もう1点、火を通し過ぎると葉たまねぎ独特のザクザクとした食感が無くなってしまうので、葉の部分の茹で過ぎは厳禁。セリと同様 “秒のサッと茹で” を心がけましょう。実の部分は1分くらい茹でても中身は生ですが、むしろ生と茹でのマリアージュが楽しめます。

・食感が最高 & 最高

とにかく最高なのは食感で、ザクザクとした歯ごたえはハピネスの一言。一口目からとんでもなく美味しいんですよ。実も葉もフレッシュな甘さで「体中の細胞が生き返るような味わい」とでも言っておきましょう。葉たまねぎのポテンシャルの高さに、きっとあなたも驚くハズです。


ちなみに、葉たまねぎの旬は2月から春先までとのことなので、もう間もなくシーズンが終わってしまうんですね。ぶっちゃけ、地味な野菜なので安売りされていることも多くて、私も1束100円で購入しましたから、おそらく安く購入できるのではないでしょうか。

というわけで、お湯さえ沸いていれば5分で完成するうえ、ちょっとビックリするくらい美味しいので、興味がある方はぜひお試しください。1度試せば来年から「早く葉たまねぎのシーズンにならないかなぁ」と待ち遠しくなること間違いなしですよ。

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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