本日2020年1月9日発売の週刊ヤングジャンプ6・7合併特大号にて、注目の大型新連載がスタートした。原作を担当するのは、実写映画化もされたヒット作『GANTZ(ガンツ)』作者の奥浩哉先生だ。
この新連載に関しては以前より広く告知されており、奥先生による初の時代劇が始まると話題になっていた。ただ、それ以外の情報は一切公開されていなかったため、どのような内容になるかは今日まで不明だったのだが……まさかあんな超展開を迎えるとは思わなかったぞ。
・待望の新連載
ヤンジャン本誌等で公開されていたイメージイラストには、日本刀を握る男の手と共にこう書かれていた。
「奥浩哉原作
時代劇、始動!」
この一文からも分かるように、本作において奥先生が担当するのはあくまで「原作」で、実際に漫画を描くのは花月仁先生だ。とは言え、その絵柄はかなり奥作品に寄せられており、特に冒頭に登場する女性の顔なんて『GANTZ』のキャラクターそのものである。
・ネタバレ注意
さて、ここから先は重大なネタバレを含むため、未読の人は決して読まないでいただきたい。まあいいやとかじゃなくて、マジで読まないでいただきたい。先生しばらく待ちます。
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・漫画の内容
……そろそろいいかな? では始めよう! 時は江戸、ひなびた農村が物語の舞台だ。腕っぷしには自信がある主人公・半兵衛はある日、100%イケると思っていた女子に告るもアッサリ振られてしまう。
割とショックの半兵衛くん(17)。そこで、女子が惚れているという隣村の男の元にカチ込むことにした。男は政吉という名で、半兵衛がしつこくカラんだ結果、なんやかんやあってケンカになるのだが、その途中、小さな女の子が川に流されてしまったからさあ大変!
川に飛び込み、濁流の中からなんとか女の子を救出するも、力尽き、そのまま溺死してしまう半兵衛と政吉。しかし目を覚ますと、どういうわけか二人は別の場所にいた。部屋には見覚えのある謎の黒い球が……。はい、ここでタイトルロゴ。
『GANTZ:E』
・ガンツ再び
そう、まさかの江戸版ガンツの始まりである。いや、二人して川で死にそうになっている時点で、だいぶ既視感はあった。なるほど、タイトルが公開されていなかったのはこういう理由だったのか……。
黒い球の周りにはすでに大勢の人間が集まっており、これから始まる星人たちとの死闘を予感させる。おそらく武器は日本刀になるんだろう。月イチ連載なので続きは来月になりそうだが……奥先生、最後にこれだけ言わせてくれ。やりやがったな!