やあ、ポケモンGOトレーナーのみんな! キラフレンドは増えているかな? この前お兄さんは1日で5人もキラフレンドになってビックリ仰天! だって1日に5人だよ? 運を使いすぎた気がして、逆に不安な1日を過ごしたよね!!

それはさておき、これまで何度かお伝えしているシリーズ「トレーナーバトルの鬼」はみんな読んでくれたかな? 個人的にPVPはほぼスルーしてきたんだけど、理屈も何となくわかってきてようやくやる気が出てきたところだよ。みんなもこの機会にPVPの準備を始めようぜ!

・準備を始めるべき理由

トレーナーバトルの実装からそろそろ1年が経とうとしているが、ぶっちゃけPVPはガチ派とそうでもない派がハッキリ分かれている機能だろう。これまでお兄さんがPVPを避けてきた理由はズバリ「よく理屈がわからないから」だったのだが、それもトレーナーバトルの鬼の解説で、ふわっとは理解できた。

トレーナーバトルの理屈についてはこちらの記事を読み込んでいただくとして、実はみんなにPVPの準備を勧める理由がある。すでにご存じのトレーナーも多いと思うが、ナイアンティックが2020年初頭に『GOバトルリーグ』の実装を発表したからだ。

・GOバトルリーグが実装へ

簡単に説明すると『GOバトルリーグ』は、世界中のトレーナーと対戦できる機能のこと。詳細については明かされていないが、今後は世界のどこかからいきなり対戦を申し込まれることがあるかもしれない。そうなったとき、


「いつ何時、誰の挑戦でも受ける!」


……と、アントニオ猪木ばりに戦いたいではないか。そのためには今から準備しておくに越したことはない。とはいえ「なにを育てたらいいんや?」と迷うことも事実なので、今回も “トレーナーバトルの鬼” こと、ガチ猛者のAさんの登場だ。

今回はAさんに「ここ数カ月、スーパーリーグで多くのトレーナーに使われていたポケモン」を5つ紹介してもらった。本当はまだまだ多くのポケモンの名が挙がったのだが、それについてはまた別の機会にご紹介したい。ズバリ、お兄さんと同じPVP初心者は必見だ。


マリルリ

「ここ数カ月で、もっとも猛威を振るっていたのがマリルリです。PVPをそれなりにやり込んでいるトレーナーなら、全員が持っていると言っても過言ではないでしょう。それくらい “みず・フェアリータイプ” のマリルリは優秀です。

もともと “HPタンク” と呼ばれるほどHPが高いうえ、フェアリータイプなのでドラゴンタイプにも勝てますし、かくとう・あくタイプ対策になります。逆の言い方をすると、ここ数カ月のスーパーリーグは “マリルリ対策で回っていた” とも言えるかもしれません」


デオキシス(ディフェンスフォルム)

「そもそものステータスが高いうえ、多彩なスペシャルアタックを持つデオキシスも多くのトレーナーが育てているポケモンです。サイコブースト、10万ボルト、いわなだれ……どの技も強力なんですが、中でもサイコブーストは発動も早いので、抱え落ち(スペシャルアタックを出さずに倒されること)の心配がありません。

またデオキシスは幻のポケモン枠なので交換が出来ないんですね。なので手持ちの中から育てるしかありません。技の解放に ほしのすな が10万かかることはネックですが、それでも育てる価値があるポケモンです」


エアームド

「スーパーリーグでみずタイプと同じくらい活躍したのが “はがねタイプ” です。というのも、はがねタイプはノーマル、くさ、こおり、ひこう、エスパー……などなど、11タイプに対して耐性があるんですね。つまり、ほとんどの攻撃を軽減できるんです。

さらにエアームドは “ひこうタイプ” が付いているので、弱点はでんきとほのおの2つだけ。でんきタイプのスペシャルアタックを持つポケモンは少なく、ほのお技はもっと少ないので、エアームドも多くのトレーナーが育てています。野生で出現していたら必ずゲットしておいた方がいいでしょう」


トリデプス

「防御力とHPが異常に高いトリデプスは、スーパーリーグ用に設計されたポケモンと言ってもいいでしょう。それくらいステータスはスーパーリーグ向きです。ぶっちゃけ、スペシャルアタックの発動は遅いんですが、それでも高いHPと防御力のおかげで数発は出せてしまうのがトリデプスの優秀なところです。

また、スペシャルアタックでほのおタイプの “かえんほうしゃ” が出せるのもイイですね。先ほども言いましたが、ほのお技を繰り出せるポケモンはかなり貴重で、猛威を振るうはがねタイプの弱点を突けます。トリデプスも1体は育てておいて損はありません」


アローラベトベトン

「やや厳選の難易度は上がってしまいますが、どく・あくタイプのアローラベトベトンも多くのトレーナーが育てているポケモンです。というのも、じめんタイプしか弱点がなく、さらにノーマルアタックの “バークアウト” が強化されて、攻撃力が一気に増したんですね。

スペシャルアタック “アシッドボム” は相手の防御力を下げられるのが魅力的で、あくのはどうはエスパータイプ、つまりデオキシス対策に、さらに技の構成次第ではマリルリにも勝てます。交換してステータスを下げる必要があるので難易度は高いんですが、少なくともアローラベトベターは捨てずに取っておくことをオススメします」


Aさんによると、今回ご紹介した5つのポケモンのうち「マリルリ」と「トリデプス」は、オススメというより「持っていないとナメられるレベル」だという。どれもメチャメチャ捕れるワケではないので難易度はやや高いが、それでも見かけたら積極的に捕獲しておきたいところだ。

なお、今回ご紹介した5つのポケモンの良個体値については、ロケニューポケモンGO部の公式Twitterをご確認いただきたい。またしつこいようだが、トレーナーバトルの理屈についてこちらの記事をよくよく読み込んでいただくと、PVPへの理解度がグンと高まるハズだ。

というわけで、とりあえずは5つのポケモンをご紹介したが、近日中にさらに5つ、さらに5つ……と、重ねてご紹介していくつもりである。全ては「いつ何時、誰の挑戦でも受ける!」と言える自分であるために。それでは行くぞー! 1・2・3・ダァァァァァアアアアアアア!! 続報を待たれよ!

参考リンク:ポケモンGO公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:c2017 Niantic, Inc. c2017 Pokemon. c1995-2017 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)

▼こちらマリルリの良個体値。

▼デオキシス(ディフェンスフォルム)の良個体値。

▼エアームドの良個体値。

▼トリデプスの良個体値。

▼ベトベトン(アローラ)の良個体値。

▼お兄さんもPVP用のポケモンを育て始めたぞ!