どうも、こんにちは、こんばんは。ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。どうですか、みなさんラグビー観てますか? 私は完全なるニワカファンではあるものの、ラグビー日本代表に心を揺さぶられまくっています。南アフリカ戦も全力で応援するぞ! 頑張れ日本代表!!

さて、そのラグビー日本代表が決勝トーナメント進出を決めた試合は、台風の直後に開催されました。関東地方を中心に甚大な被害を巻き起こした台風19号ですが「ホームレスの避難所追い返され問題」が話題になっています。今回はこの件について思うところを綴っていきたいと思います。

・台東区でのできごと

話題となっているのは、東京都台東区が自主避難所を訪れたホームレスの男性2人に対し、施設の利用を断ったという問題。その理由については「区民を対象としていて、それ以外の人は受け入れられない」というものだったそうです。

後日、服部征夫台東区長はホームページにて謝罪文を掲載。しかしネット上では「謝る必要はない」「ホームレスの自己責任」また「人道的に考えておかしい」「役所に助け合いの精神はないのか」……などと賛否両論を呼んでいる状況です。

・受け入れるべきだった派

あくまで個人の見解になりますが、私は「ホームレスを受け入れるべきだった」と考えています。あたり前です。というか、私は台東区民なんですが、あの日はすごかったですから。家の中にいた私が「やべえな」と思ったくらいなので、ホームレスの人はさぞ心細かったことでしょう。

実際に上野公園からほど近い谷中のランドマーク「ヒマラヤ杉」がなぎ倒されましたので、台風19号の凄まじさについては言うまでもありません。むしろよくその状況で「受け入れられません」と言えたな、と逆に驚いています。


ただ、先述のようにネット上では職員の対応を支持する声が多いことも事実。「謝る必要はない」「ホームレスの自己責任」「税金を払ってないんだから当然」「何をされるかわからない」「今までも路上で暮らしてきたんだから大丈夫だろ」などの声が挙がっています。

偽善っぽくなってイヤなんですが、私はそうした意見に対し「寂しい世の中になったもんだぜ」「みんな余裕ねえな」と感じました。何より「ちょっとだけ我慢して受け入れてやれよ」と思わずにいられません。

・心地よくはないにせよ

私が現場にいたとしても、ホームレスの人にフレンドリーに接しはしないでしょうし、ましてや普段からホームレスの自立支援活動などをしているワケではありません。心地よくもないでしょう。でも意地悪もしなければ拒否もしません。ただ嵐が過ぎ去るのを待つのみです。

だって一晩だけですよ? 一晩くらいは我慢できませんか? 人によってはニオイが凄いことも事実で、私も「ずっと共同生活してね」と言われたら受け入れられないと思います。ただ一晩です。嵐の中に人を放り出して傷つく心の方がダメージが大きくないですか?

それにホームレスって意外に身近というか「誰でもなる可能性がある」と思うんですよね。特に不況不況と言われるこんなご時世です。些細なことでホームレス、つまり家が無くなる確率って割と本気で高いのではないでしょうか?

リアルに想像してみてください。いいですか、リアルですよ? あなたが今日突然職を失ったとします。どうですか? その後、ホームレスになる可能性ってまあまあありませんか? 20代、30代の方ならまだしも40代以上の人ならば、確率はそれなりに高いのではないでしょうか。

・自己責任の使い方

私はホームレスの専門家ではありません。なので実情についてはわかりかねますが、おそらく望んでホームレスになった人って少ないと思うんですよね。「自己責任」と言われたらそれまでですが、それでも命の危険がある嵐の中に「自己責任だろ」と放り出すことが人として正しいことだとは思えません

「自己責任」って非常に強い概念じゃないですか。1つの真理です。なので、そんなこと言われなくたって本人が1番よくわかってると思うんですよ。そもそも、自己責任って自分を戒めるための概念であって他人を責めるための言葉ではないハズです。いつか日本が自己責任に殺される日が来るかも……そんなことが頭によぎりました。

先述のように、こういう記事って偽善っぽくてイヤなんです。どうせヤイヤイ言われますし。ただ、仮に3歳の娘に「追い返しちゃっていいの?」と問われたら、私は「自己責任だからいいんだよ」とは言えません。やはり「困ってる人は助けてあげるんだよ」と言うハズです。そして私が尊敬する『男はつらいよ』の寅さんならこう言うことでしょう。


それが人情ってもんよ」──と。


参考リンク:台東区AbemaTIMES
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼この日の台東区はなかなかでした。

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人がいねえ。

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