先日の記事でいま台湾映画が隆盛期を迎えているとお伝えした。多くの作品が日本に入り高い評価を得ているが、80年代のキョンシー・フィーバーはその比ではなかった!「現在でいうなら◯◯」だなんてたとえられるようなモノではない。一世を風靡するとはこういうことだと思わせるほど皆がキョンシーに熱狂していたように思う。

今日の話は霊幻じゃなくて幽幻道士のほうな!

あの美少女道士テンテンちゃん可愛かったなァァァァァァ! 気の強そうな瞳がマジでたまらない。そんなテンテンのいまはというと……びっくり!まさかの役割で日本の人気映画にも参加していたのだ。

・テンテン役「シャドウ・リュウさん」

美少女道士のテンテンだ。テンテンを演じたのはシャドウ・リュウさん(劉致妤 / リュウ・ツーイー)。1978年10月10日生まれ、今年の誕生日で41才だ。日本で国民的アイドルになり、活動の拠点を日本に移すも、その後、芸能界から退き紆余曲折。00年代に芸能活動を再開させ、日本でも『着信アリ2(2005年)』などに出演している。

彼女の近況はFacebookで発信されているが、のぞいてみると…テンテ〜ン! 面影ある〜! 絶世の美少女は大人へとアップデートしたテンテンの姿を拝むことができるぞ。

・日本のアノ映画に参加!

リュウさんの拠点はすっかり台湾。日本でお目にかかることは少なくなり、最後にメディアに出演したのは2017年のキョンシーズ30周年あたりくらいか……と、思ったら! まさかのまさか!! 2019年公開の映画『コンフィデンスマンJP』にクレジットされていたのだ。 “アシスタントプロデューサー” として!!

リュウさん本人も

「初めて裏方で入った仕事です♪ よかったら見てください❤」

とコメントしている。マジかよォォォ! 映画公式はもっとアピれよォォォォ!! Twitterではエンドロールでシャドウ・リュウさんの名前を見つけたという報告もあがっている。よく見つけたねえ! 見逃した人は2019年12月発売のブルーレイ&DVDで確認しておこう。

・Facebookを頻繁に更新

リュウさんの公式ブログはしばらく更新されていないが、Facebookの方は頻繁にアップされており、日本語で綴られることもある。順調そうな近況が聞けて何よりだ。それにしても成長したテンテンを描いた『霊幻少女 帰ってきたテンテン(1992)』のつづき、どうなったんだろう……。もし今やるなら『霊幻婦人』? またリュウさん演じるテンテン見てみたいものだ。

参照元:シャドウ・リュウ Facebook
執筆:沢井メグ

▼日本にもよく来ているよう。こちらは幽幻道士の上映があった奈良での映画祭だ。

▼テンテン、可愛かったよねえ