早いもので7月も後半戦。旅行や帰省などで車を運転する機会が増えてくる時期だが、ドライバーが絶対に気を付けなければならないのが自動車事故だ。ハンドルを握る以上、誰もが被害者にも加害者にもなり得るのである。

今回は車の事故について、旅行サイト「エアトリ」が興味深い調査結果を発表したためお伝えしたい。データによると、なんでも「運転が〇〇な人」ほど事故を起こしやすく、また事故にも巻き込まれやすいのだとか。これは他人事ではないぞ……!

・運転についての調査結果

20~70代の男女772名を対象に実施されたこのアンケート。結論を急ぐ前に、まずはこちらの調査結果をご覧いただこう。運転をする人に対し「運転に自信はありますか?」と質問したところ、「普通」が約半数を占めたものの……。

次いで「ややある」が23.4%、「非常にある」が11.5%となった。つまり、3人に1人が「自信がある」と回答したわけだ。

・意外な結果

さて、これを踏まえた上で次の結果をご覧いただきたい。「今まで運転中に自動車事故を起こした、巻き込まれたことはありますか?」という質問への回答の割合が、運転に「自信がある人」と「自信がない人」とで まるで異なるのである。

データによると、「事故を起こした、あるいは巻き込まれた」割合が、運転に「自信がない人」が52.6%だったのに対し、「自信がある人」は75.7%と、なんと20ポイント以上の差を出しているのだ! これは予想外の結果ではないか。

なんとなく、運転を苦手にしている人の方がより事故を起こしやすいようなイメージがあったのだが、実際はこれとまったく逆の現象が起きていたことになる。運転に自信があるからこそ事故への意識が甘くなり、結果的に事故を起こしたり巻き込まれたりする確率が高まっているのかもしれないな。

・慣れているからこそ

自分は運転得意だから大丈夫! と思っている人は意外に多いと思う。それは冒頭の調査結果からも明らかだ。しかし、その自信が災いして事故に繋がってしまう現状があることを、すべてのドライバーは知っておくべきだろう。あなたは大丈夫だろうか?

参照元:エアトリ
執筆:あひるねこ