カッコいいではない。カッコよすぎるのだ。何って、これからご紹介するコスプレイヤーがである。いや、当サイトではこれまでにもカッコいいコスプレイヤーを何人も紹介してきた。守備範囲が広すぎるイケメンなコスプレイヤーとか神クオリティの台湾コスプレイヤーとかね。

でも、今回ご紹介する男性コスプレイヤーは、さらに、さらにカッコいいのだ! なんて言ったって、ガチのバットマンコスプレで、動物たちを救ってるっていうんだからさ!!

「人の本質を決めるのは名前ではない。行動だ」


そんなバットマンの名台詞を胸に、動物たちを助けているのがクリス・ヴァン・ドーンさんだ。2018年に非営利団体『Batman4Paws』を立ち上げて以来、ドーンさんは米フロリダ州を中心に、シェルターにいる犬や猫などの動物たちを、新しい家族の元もしくは別のシェルターに送り届ける活動をしている。

例えば、ピットブルのココは、フロリダ州の動物愛護シェルターに収容されていた。殺処分になる直前で助け出され、新しい家族が見つかった。だが新しい家族が住むのは、車で8時間もかかるテネシー州。そう簡単には送り届けたり、迎えに行けない距離だ……。

そこに登場したのが、ドーンさん。ココを車に乗せると、新しい家族たちの元に送り届けたのだ。活動をするとき、彼はいつでもバットマンの格好だという。

ドーンさんは「私はただの仲介者ですよ。本物のヒーローは、保護動物たちを家族として迎え入れる人たちです」と海外メディア『The Dodo』に対して語っている。

『Batman4Paws』の Instagram には、バットマンが動物たちを送り届ける写真がいくつもアップされている。茶トラのニャンコを送り届けたかと思うと、ヨークシャテリアを新たな家族と引き合わせ、3匹の犬を新たな飼い主さんに託したり。大活躍だ!

彼がこの活動を始めたきっかけは、2014年に森をさまよっていたオーストラリアン・シェパードを家族に迎えたことだと団体の公式サイトで明かされている。保護されたシェパードは、ボランティアが操縦する飛行機に乗って、ドーンさんの家までやってきたのだ。

そのボランティアの姿に感銘を受けたドーンさんは、幼い頃から憧れていたバットマンの格好をして動物のために活動することを決意。保護されたシェパードはミスター・ブーツと名付けられ、今ではバットマンの最高の相棒ロビンとして、ときどき活躍しているという。

バットマンの格好をしていることについて、ドーンさんは『The Dodo』に対してこう語っていた。


「この格好をしていると、誰もが喜んで、笑顔になるんですよ。バットマンが歩き回って、良いことをしているんですからね。興奮する人も多いですよ」


「私がなりたかったもの、やりたかったことを詰め込んだのがこの姿です。あと、バットマンの格好をしている方が、人から話しかけられやすいですね」


週末は仕事をしているドーンさんは、月・火・水曜日をバットマンとしての活動に当てている。ホンダ アコードに乗っては、自宅のあるフロリダ州オーランドから半径約800キロ以内に動物を届ける。いつかはもっと大きな車、もしくはパイロットの資格を活かして飛行機を操縦し、より多くの動物たちの力になりたいと考えているそうだ。

ちなみにクラウドファンディングサイト『Go Fund Me』では、ドーンさんの素敵な正体をちらりと見ることができる。こちらもカッコいいので、気になる人は要チェックだ!

参照元:Instagram @batman4pawsBatman4PawsGo Fund MeThe DodoBoredPanda(英語)
執筆:小千谷サチ