普段そこまで食べていないくせに、海外にいると無性に「寿司」が食べたくなる。現地料理に飽きた時なんか “寿司欲” が爆発で、つい先日までモロッコの観光都市・マラケシュに滞在していた記者は、週2日レベルで寿司屋……というか日本食レストランに通っていた。

モロッコには高級日本料理店が数多くあるが、今回ご紹介するレストラン『katsura(カツラ)』はコスパが良い。たとえば、同店人気メニュー「スシピザトーキョー」は1人前約600円だし、店員さん激推しの「アキタロール」なんかは約500円……妙なメニュー名に違和感を覚えるかもしれないが、慣れたら週2は確実なのだ。

・かなりの人気店

マラケシュ旧市街から行きやすい場所にある『katsura』は、観光客はもちろん地元客からの評判も上々である。現地在住の日本人曰く、そこそこ安くて美味いうえにテイクアウトもできるから “日本食を食べたい時に気軽に使える” らしい。そーゆーのを待ってたぞ。さらに……

大手旅行サイト「トリップアドバイザー」の中で、極めて反響の高い施設に送られる「エクセレンス認証」も5年連続で受賞中とのこと。ほほう。ぶっちゃけ少々マズくても “寿司の形をしていれば何でもOK” というスタンスだったが……これは期待大。行くしかない! となったのが最初である。

・スタイリッシュで洗練された店内

さて、入店するやいなや目に飛び込んでくるのが「マリリンモンローの絵」だ。なるほどオシャレなレストランなんですね~なんて思いながら、案内されたテーブルに着席。

メニューをめくると「料理長のごあいさつ」的なページを発見した。料理長の自信に満ち溢れた表情からは「安心して寿司を食べてくれよな!」的なメッセージを受け取ることができる。わざわざ翻訳アプリを使う必要はない。目と目で通じ合えば、それでいいのだ。

それはさておき、肝心の寿司メニューは……あるあるあるぅぅ。オリジナル創作SUSHIのラインアップが超豊富で、メニュー名は「ヒロシマ」「オオサカロール」「カワサキロール」「チバロール」などなど、日本の地名のオンパレード。一体ナゼ?

……とは気になりつつも「料理長のごあいさつ」同様、詳しくは聞かず、流れに身を任せることにした。なんせ丁寧に説明を受けたところで、きちんと理解できる自信はないからな。

そして冒頭でお伝えした通り、店員さんに「コレ、ニンキネ!」と言われた「スシピザトーキョー」と、「アキタ、オススメネ!」と言われた「アキタロール」を注文した次第である。

・どっちもウメェ

気になる味はというと……悪くない! てか、うまい! 「スシピザトーキョー」の “ピザ” とは、おそらくシャリを包んでいるサクサクの衣のことだろう。食感が面白い。

お米がちょいベチャってはいるが、衣が上手くコーティングしているからセーフ。サーモンもとびこも生臭くないし……うん、全然嫌じゃない。ナイスアイデアだ。

つづいて店員さん鬼プッシュの「アキタロール」はなかなか豪華で、イクラ・アボカド・海老・ヨーロッパウナギ・チーズで構成されている。どのあたりが秋田なのかは不明だが……やっぱりうまい! 海老とアボカドにコンビを組ませておけば、まあ問題ないだろう。

そして何より安定感抜群だったのが、日本が誇る世界の「キッコーマン醬油」。いくらトリッキーなSUSHIが登場したとしても、絶対的守護神「キッコーマン」がいる限りは戦える気がしたぞ。ありがとうキッコーマン。

もちろん日本国内で食べる寿司の方が個人的には好みだが、今回ご紹介した『katsura』は、モロッコ滞在中に日本食が恋しくなった時の第1候補レストランとしてオススメできる。コスパも良いから、機会があればぜひ足を運んでみてほしい!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 Katsura(カツラ)
住所 Rue Oum Errabia, Marrakesh 40000 モロッコ
時間 12:00~15:00 / 19:00~24:00

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼サーモンも美味しかった

▼マラケシュといえばスーク(市場)が見所満点です