イマイチである。いいや、厳しく言えば「喝(かつ)」である。今回は、サンデーモーニングの張本勲さんばりのキビシ目レビューになってしまうが、良いとこナシなのだから仕方ない。喝である。喝も喝で、大喝である。
何に対しての喝なのかというと、ダイソーのスマホ用フレキシブルアームスタンド「スマートフォンスタンド」である。あまり怒るのが好きではない私だが、今回ばかりは怒りのマラカスを振りまくらざるを得ないのだ。喝!
喝連発の前に、軽く商品を説明しておこう。箱の中には、「クリップ → クネクネ曲がるフレキシブルアーム → スマホ用クリップ」な構造の物体が入っており……
机などにくっつければスマホが自由な位置で固定できますヨ的な商品となっている。私も昔から同様の商品は愛用しており、非常に便利。何が便利かって、ずばり「スマホが自由な位置で固定できますヨ」なのだが……
オーーーーーイッ!!
ダイソーのヤツときたら、まったく首(フレキシブルアーム)の踏ん張りが利かないのである。これが第一の喝。かつだ!
しかし冷静に考えれば、1000円以上もするフレキシブルアームスタンドと比べるのは酷というもの。さらにカバー付きのiPhone6は重かったかも? という反省もあり……
今度はiPhone6よりも遥かに軽いiPhone5とiPhoneSEを用いて……
これまた会社で愛用している、300円ショップ「3COINS」で購入した300円のフレキシブルアームスタンドと比較してみたのだが……
オーーーーーイッ!!
まーーーーーったく「踏ん張ろう」とか「がんばろう」という気持ちが見えない。これが第二の喝である。ヤル気がないなら帰れと言いたい。
そして第三の喝は、価格が200円であることだ。200円。ダイソーで200円となると、おのずと期待値も2倍になる。だが、この有様だ。
高いほうが性能が良いのは当然のこと。しかし、300円のフレキシブルアームスタンドと、ダイソーの200円フレキシブルアームスタンドは、100円では埋められないほどの差があると私は感じた。心底ガッカリだ。
もしもこれが100円であれば、「まあそうなるよな」と諦めがついただろう。むしろ、笑えただろう。しかしダイソーにおける「200円」の期待値は非常に高い。200円でこれをされたら、まったくもって笑えない。
100円では作れない商品であるならば、生半可な200円商品を出して期待を裏切るのではなく、もうこの際300円でも良いので、ちゃんと使える商品を出してほしいと切に願うばかりである。結論、中途半端さに、喝!
参考リンク:※怒りのマラカス → (大野勢太郎の楽園ラジオ~パワー全開!!~)
Report:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.