現地のことは現地の人に聞くのが手っ取り早い。これは旅先で鉄則だ。今の時代だとインターネットでササッと調べることはできるが、やはり聞いた方が早いしタイムリーで正確。何ならちょっと意外な情報を教えてもらえることだって少なくない。

つい先日、宮城県仙台市を訪れた記者。現地で「オススメ」を聞いたところ、なんと「おはぎ」と言われたので行ってみることにした。なんでも、開店前から行列ができる有名店らしい。ググッてみたら「1日5000個」やら「2万個売れている」やら破格の数字が出てくるし、これは期待……!

・秋保温泉にあるスーパー

ということで、やってきたのは仙台駅から車で30分ほどのところにある秋保(あきう)温泉。自然に囲まれている温泉街で、忙しい日常から離れて心が洗われるようなスポットだ。宿泊せずとも入浴することができ、子どもから大人までゆっくりした1日を過ごせる。

そして例のおはぎは、地元のスーパー「主婦の店 さいち」で売っているらしい。本当に開店前から並びができているのか、だとしたら売り切れることもあるのだろうか。そのあたり秋保温泉の案内所で聞いてみたら……

「開店前からお客さんが並ぶけど、時間が遅すぎない限りは売り切れない」「棚からなくなっても補充される」との返事を聞けた。場合によっては即お店に行かなければいけなかったが、それを聞いて一安心。まずは景色を眺めながら温泉を楽しみ、余裕を持って昼過ぎにお店へと向かった。

・おはぎ爆売れ


「主婦の店 さいち」は田舎にあるスーパーといった感じで、それほどキャパも大きくない。記者が訪れた日は平日の昼ということもあって、車をすぐに停めることができた上に混雑もしていなかった。さっそく入店し、おはぎコーナーに行ってみたところ……おぉ!


めちゃくちゃ売れてる!!


おはぎの種類はあんこ、ごま、きなこ……そして納豆おはぎといったラインアップ。好みが分かれそうな納豆おはぎこそゴッソリ残っていたが、他はどれも少しだけしか棚に残っていない。補充はされるのだろうが、ここまでおはぎが爆売れしている店は初めて見た。

ここは納豆おはぎを……といきたいところだったが、10月〜5月初旬の期間限定とのことだったのでオーソドックスなあんこのおはぎ(216円)を購入。手に持ってみたらドシッとしていて大きく、見るからに あんこ の量がスゴい。

箸で半分に割って中身を確認しても、やはりあんこドッシリ。肝心のお味も甘すぎず美味しい。それもあって、あんこの量もまったく苦しくない。また、賞味期限が当日限りということで ふっくら柔らかさも兼ね備えていた。

正直、おはぎはどこにでもあるため「そんなに美味しいの?」と思っていたが、さいちの品は現地の人がオススメするだけにどこでも買えるようなものではなかった。実家のような安心感といえばいいだろうか。おばあちゃんの手作り……どこか昭和から平成初期を思い出すような優しい味で温かさがあった。

なお、さいちはスーパーだけにいろんなものが売っており、惣菜も美味しそうだったので次に訪れる機会があったら試してみたい。秋保温泉は紅葉のシーズンなど時期によって人が増えるとのことだったが、それ以外はゆっくりとした時間が流れているそうな。宮城県を訪れ、落ち着いて過ごしたい時にいいかも!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 さいち
住所 仙台市太白区秋保町湯元字薬師27
時間 9:00〜19:30
休日 第2・4水曜(8月・12月除く)

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼あんこのみ2個入りのみの販売

▼余談だが、筑波という店の蕎麦がヤバい美味しかった

▼宮城県には牛タン味のサイダーもあったぞ