アイス好きの私(佐藤)から言わせると、アイスが本当に美味しく感じられる季節は冬だ。とくに風呂上りは最高。あたたかい部屋でぬくぬくとしながら、冷え冷えのアイスを食うのが1番良いと思っている。だが、一般的にアイスの旬は夏。専門店では、季節柄この時期の売上は厳しいはずである。きっと、コールドストーンクリーマリーもそうなのではないだろうか。

実はコールドストーンはアイス専門店でありながら、渋谷に別業態のお店を2018年にオープンしていた。それが「コールドストーン クリーマリーサンド」である。このお店はクッキーサンドの専門店。アイスでなく、クッキーサンドだけの販売を行っている。

・手土産需要にもこたえて

お店がオープンしたのは、昨年9月。渋谷ヒカリエの地下2階に、テイクアウト専門の1号店として誕生した。近年は駅ナカの手土産スイーツの販売合戦が続いており、たとえば、バターサンド専門店「プレスバターサンド」や焼きたてチーズタルトの「ベイク」などは、ところによっては行列になるところも珍しくない。

そんななかで冬のアイス需要はそこまで高くなく、コールドストーンもアイス1本では厳しい戦いを強いられることも少なくないだろう。で、手土産需要にもこたえるべく、誕生したのがこのクッキーサンドのお店である。


・季節商品も含め約10種

常時販売しているのは、ベリーベリーストロベリー(320円)やハニーフロマージュ(280円)など8種類。


それに加えて、季節商品を3~4種。合計10種類前後を常時取り揃えている。現在はバレンタインに向け、生チョコを使用した商品が揃っている。


・製法にこだわり

選ぶのが面倒だったので、全部1つになったパーティーセット(税別3240円)を購入して持ち帰った。


アイス以外の商品のイメージがないコールドストーン。クッキーサンドは国内でここだけというだけでなく、世界初なのでここ以外、世界中に存在しない。クッキーサンドは、アイスサンドのノウハウを活かしているそうだ。

公式ぺージを見ると、使用しているバタークリームは北海道産のバターを使用して製法にもこだわっているという。クッキーはそのクリームの味を最大限に楽しめるように、硬さを調整しているとのことだ。実際に商品を開封してみると……。


クリームがクッキーからはみ出さないように、テープでサポートしてある。これが意外と取り難かったのがちょっと残念。テープを取る時に力むとクッキーが割れるので要注意。


・実際に食べてみると

すべての商品を開封して並べてみると、なかなかゴージャス☆。


黙って置いておいたら、アイスサンドと間違われる可能性も否めない。


レギュラーの8種は、常温で食べても良いとのこと。生チョコを使用した商品は長時間常温で放置しない方が良いそうだ。いずれの商品も、冷蔵庫で冷やしてから食べた方がより美味しく感じられるのだとか。実際に食べてみると、クリームは濃厚なのに口どけがさっぱりとしている。


問題は価格だ。手土産スイーツのライバル、バタープレスサンドは1個200円(5個入り1000円)。焼きたてチーズタルトのベイクは1個216円(税込)。コールドストーンのクッキーサンドはもっとも安い商品でも1個280円(税込)で、ライバルに比べると値段が高い。


ちなみにコールドストーンの最小単位(ライクイット)はカップで500円となっている。それに比べると安いのは安いが……。クッキーサンドは、夏に偏りがちなアイスの需要を裏で支える存在になり得るのか? 今夏の状況が気になるところである。

・今回訪問した店舗の情報

店名 コールドストーン クリーマリー サンド ヒカリエ ShinQs店
住所 東京都渋谷区渋谷2丁目21-1 ShinQs B2F
営業時間 10:00~21:00
定休日 なし(ヒカリエに準ずる)

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24