2018年も早いもので2月に突入した。このところ、寒さも冬本番。週明けこそ春のような陽気に包まれるようだが、そこからは全国的に10度を下回る気温に逆戻りするとの予想が出ている。

さて、天気や気温の予想も大事だが、週末になれば競馬の予想も大事である。今週末の重賞は東京競馬場で東京新聞杯、京都競馬場できさらぎ賞が開催される予定だ。春競馬を占う一戦はこう戦う!

・東京新聞杯の予想

まず東京新聞杯の予想からいこう。過去10年のデータを遡ると、気になるのは1番人気が勝てないレースということだ。近いところで人気に応えたのは2007年のスズカフェニックスと、ずいぶん前から勝っていない。競馬に絶対はないが、積極的に推せない材料ではある。

おそらく1番人気はルメール騎手が乗るタワーオブロンドン。今回と同じ舞台であるNHKマイルカップで12着と大敗していることをどうとるか。原因はスタート直後につまずいたこと、直線で他馬との接触と力を出し切れなかったと言われているが、これをどう見るかが運命の分かれ道と言えそうだ。

記者は迷いなく切る。代わりはマイル重賞で実績のあるロジクライ。昨年のマイルCSで14着と大敗したが、巻き返しは十分あると思っている。あとは昨年2着のサトノアレス、豪脚を持つインディチャンプを指名。さらにはここ数年で好調の牝馬からテトラドラクマをチョイスしたい。これまで負けているので3連複のボックスで勝負だ。

・きさらぎ賞の予想

そして西のきさらぎ賞の予想といきたいが、今年は出走8頭とかなり少ない。また、過去の傾向を見ても固めのレースで、年によってはめまいを起こしそうになるくらい安い配当の年もある。

そうなれば1着2着を固定した3連単で勝負するしかないだろう。現時点の予想だとヴァンドギャルド、ダノンチェイサーあたりが人気になりそうだが、個人的にはアガラスを推したい。昨年の東スポ杯ではホープフルSで3着だったニシノデイジーと差のない2着。クラシックに名乗りを上げるならココしかない。

2着にはデビューから無傷のエングレーバー。そして3着にはヴァンドギャルド、ダノンチェイサー、メイショウテンゲンを置く。千里の道も一歩から。競馬で蔵を立てるのも、JRAの金庫をこじ開けるのも一歩からである。それでは、よい週末を!

・【追記(結果)2019年2月4日11:05更新】

東京新聞杯はインディチャンプ → レッドオルガ → サトノアレス。きさらぎ賞はダノンチェイサー → タガノディアマンテ → ランスオブプラーナという結果でした。それにしても当たらん……。

参照元:JRA公式サイト
予想:マンバくん万馬券原田
イラスト・執筆:万馬券原田
Photo:RocketNews24.

▼ここから理論無視のマシン・マンバくんの予想で東京新聞杯「13−8−14」

▼きさらぎ賞「2−1−7」

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