ウマい・安い・早い。これは食において大切な3拍子である。それもそうだ。何かと忙しさに追われる今の時代、この3つが揃っているとヒジョーにありがたい。もちろん、冷凍食品でも例外でなく、3要素が揃っていると何度もリピートしてしまう。

チャーハン、麺に餃子……今では数え切れないほどの冷食が店舗の冷凍庫に置かれているが、筆者(私)はニチレイの「えびピラフ」をちょいちょいリピートしている。理由は単純明快で「ウマい・安い・早い・多い」。3拍子どころか4拍子まで揃っているからである。

・満足の1袋

「えびピラフ」のいいところは、何と言っても300円(スーパーで購入)という値段に対して量が多いこと。男性なら300……いや350gは欲しいところだが、なんと450gも入っている。しかし、量が多いとこうも思うだろう。米ばかりで具材が少ないのでは……袋に書いていることと中身が違うってよくあるやん──と。

その気持ちは分かる。疑心暗鬼になってしまうくらい外と中身が違うことは決して珍しくないからだ。しかし、「えびピラフ」はそんなセコいことはしていない。袋から取り出して皿に盛ってみると……

溢れそうになるくらい入っている。しかも、凍っていても具材の多さが一目で分かる。袋には「7種の具材たっぷり」と書いてあるのだが、えびはもちろんのこと、マッシュルームにコーン、ネギやニンジンなど色とりどり。もはやガッカリ感は皆無だ。

・具材が豊富

そしてこれがレンジでチンするだけで出来上がるのでホントに楽チン。それでいて、味の方まで抜かりなしだからリピートにつながっている。バター風味が程よく効いていて、匂いをかぐだけで食欲をそそられる。

まぁ、えびの大きさこそ小ぶりだが、その分プリップリ。塩加減も絶妙で、300円という値段で本格的なえびピラフが味わえると考えたら有能な冷食と言っていい。どれくらいイイかというと、いつの間にか私は冷凍庫にストックがないと落ち着かない体になってしまったくらいだ。

・苦手じゃなかったらオススメ

えびやグリンピースあたりの好き嫌いで好みは分かれるかもだが、本格的なえびピラフはお店で食べているかのようにウマい。好きな人はおそらく大好き。苦手じゃなくて冷食選びで困ったら、値段も安いので「ウマい・安い・早い・多い」の4拍子を試すのをオススメする。それくらいコレ有能!

参考リンク:ニチレイ「えびピラフ」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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