2026年6月12日、映画『Michael / マイケル』が公開される。言わずと知れた “キング・オブ・ポップ” こと、マイケル・ジャクソンの半生を描いた伝記作品である。

記者は公開に先駆けて開催されたマスコミ試写会で『Michael / マイケル』を鑑賞してきたのだが、やっぱりマイケルはすごい! 唯一無二!! しかも「これは劇場で見るべき」と確信した作品でもあった。

・大ヒット

一足先に公開された北米では、伝記映画史上歴代No.1のオープニング成績を記録するなど、大ヒットを記録している『Michael / マイケル』。本作は『ボヘミアン・ラプソディ』の制作陣が手掛けていることでも話題となった。

『Michael / マイケル』はその「ボヘミアン・ラプソディ」超えの興行収入を早くも叩き出しており、5月21日時点で北米興行収入は2億8000万ドル(約444億円)、全世界累計興行収入も7億ドル(約1112億円)を突破している。

要するに『Michael / マイケル』は、すでに公開された国では爆発的にヒットしているというワケ。おそらく日本でもかなりの数字を叩き出すのではないだろうか? だって、マイケルだもの。

・確執

さて、物語は「父との確執」が中核的に描かれており、マイケルにとって父「ジョセフ・ジャクソン」がどれだけ強大かつ恐ろしい存在だったのかがよく伝わってきた。本作にサブタイトルを付けるなら「父との確執」しかないだろう。

ジョセフを演じた「コールマン・ドミンゴ」の熱演もあり、本作におけるマイケルに次ぐ準主役は父であるジョセフ・ジャクソンで間違いない。憎たらしいがその存在感は抜群であった。

・血の力

もちろんマイケルを演じたジャファー・ジャクソンも凄い! 実は彼、マイケルの実の甥にあたり、シーンによっては本物のマイケルに見えてくるから不思議。演技やメイクはもちろん “血の力” を感じずにはいられない。

もちろん甥っ子とはいえマイケル本人ではないのに、声(歌声ではない)やカットによっては「マイケル?」と感じるハズ。マイケル役をマイケルの甥っ子が演じていることも本作が大ヒットしている理由の1つであろう。

さらにストーリーでは「整形」等にも遠慮なく触れており、単にマイケルを神格化した内容ではない。闇とまでは言わないが、少なくともマイケルの光にだけ焦点が当てられた作品ではなかった。

・完全に劇場向き

ついでに言っておくと『Michael / マイケル』は絶対に劇場で観た方がいい! なぜならマイケル並びにジャクソン5のヒット曲が数多く披露されているからで、音響やライブ感を最大限に味わうなら俄然劇場がオススメだ。

上映中「I Want You Back」「ABC」「Beat It」「Thriller」「Billie Jean」「Bad」等々、超有名曲が怒涛の勢いで流れてくる。ライブ音源はもちろんマイケル本人の声なので、その迫力を感じるならなるべく音響のいい映画館がいいだろう。

ストーリーとしては「もうここで終わり?」と感じないことも無いが一部では続編もウワサされている『Michael / マイケル』。キング・オブ・ポップの栄光と孤独、そして何より圧倒的パフォーマンスを体感できる作品であった。

参考リンク:『Michael / マイケル』公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
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