マジか……マジか……ってマジでマジか!!!!!!! 格闘技ファンならばそう叫んだ人も多いに違いない。そう、あのフロイド・メイウェザーが2018年の大みそか、日本の「RIZIN(ライジン)に参戦する」と発表があったのだ! ひょ、ひょぇぇええええ!!

しかも相手は “神童” こと「那須川天心(なすかわ てんしん)」だというから驚くしかない! こいつは日本中大騒ぎやで!! ……と思いきや、意外とネット民は冷静だ。君たち……これがどれだけスゴイことかわかっているのか?

・大みそか、メイウェザーがやってくる!

日刊スポーツによればメイウェザーは、大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される総合格闘技「RIZIN.14」に参戦するという。先述のように対戦相手は那須川天心、現段階でルールは発表されていないが、おそらくボクシングルールとなることだろう。


さて、ここでメイウェザーのことをあまり知らない人のために、メイウェザーがどれほどの大物なのか説明しておきたい。1977年生まれのフロイド・メイウェザー・ジュニアは現在41歳。プロでの戦績は50戦50勝無敗、史上初めて無敗のまま5階級制覇を成し遂げるなど “史上最強” と称されるボクサーである。


強いのは当然として、メイウェザーは人気も段違い。その人気もいわゆる正義の味方ではなく、憎たらしいまでの「ヒール人気」といえる。なぜなら自らを「マネー(金の亡者)」と呼び、対戦相手をけちょんけちょんにこき下ろすなど、お行儀よくしようなんて気配はサラサラないからだ。

実際に2012年には内縁の妻への暴行罪で刑務所に服役しているし「俺は史上最強のボクサー」という趣旨の発言をした際には、モハメド・アリやマイク・タイソンから激ギレされている。憎たらしいけど死ぬほど強い男、それがフロイド・メイウェザーなのだ。

https://instagram.com/p/jmtal9R3fF/


そんなメイウェザーが日本で試合をする日が来るなんて……! シンプルに例えるならば、


「マイケル・ジャクソンが紅白歌合戦に出場する」


……みたいなものである。どうだろうか? 今回の発表がどれだけスゴイことなのか、ニュアンスだけでも伝わっただろうか? とにかくとにかく、快挙や衝撃なんかじゃ言い表せないほど、マジのマジでスゴイことなのだ。

ちなみに、メイウェザーは2015年のマニー・パッキャオ戦では270億円、2017年のコナー・マクレガー戦では300億円を稼いだと言われている。興行収入ではなく「1試合のファイトマネー」で270億……そして300億……! さすが、マネーとしか言いようがない。


しかも対戦相手が日本の至宝「那須川天心」とは、これまたスゴイ。妄想は大きく膨らむが、今は「ファイトマネーが折り合わなかったからキャンセル」なんてことだけは無いように祈るばかりである。

参照元:日刊スポーツRIZIN 、 Instagram @floydmayweather
執筆:P.K.サンジュン

▼家ではトラを飼っているようだ。さすがメイウェザー。

▼こんな腕時計どこで売ってるんだよ。

▼とにかくドタキャンだけはやめてくれ!