ロシアの選手はんぱないって。PKはんぱないって。バク宙しながらめっちゃボール蹴るもん。そんなんできひんやん、普通……そんなんできる? 言っといてや、できるんやったら……。

そんなふうに思わずにはいられないゴールが、ロシアで生まれて世界をざわつかせている。その様子はロシアのナショナルチームのTwitterに投稿されているのだが、何度見てもヤバいものがある。『少林サッカー』かよ!

・バク宙キックからゴール

動画には、ロシア語のコメントとビックリしたような顔文字が3連発でつけられている。どんな発言しているのか気になったので、Google翻訳にかけてみると「あなたはそのようなペナルティの戦いを見たことがありますか?」つまり「こんなPK見たことありますか?」ってところだろう。

もちろん、答えはNOである。これまでPKシーンでいろんな駆け引きやトリッキーなキックはあったが、さすがにバク宙しながら決めたのは見たことない。キッカーはボールを蹴り上げる反動でクルッと1回転。しかも、スピード・コースともに申し分なしのボールを蹴り込んでみせるから半端ない。

・決めたのはロシアの若手

これにはキーパーはぼう然と立ち尽くすのみ。まさに「言っといてや、できるんやったら……」といった気持ちだろう。詳しくは動画でご覧いただきたいが、試合中にバク宙キックをやるあたりがロシア。おそロシアである。

海外サイト「news.com.au」によると、ゴールを決めたのはルビン・カザン(U21)のノリク・アヴダリアンという選手らしい。若さゆえできたのかもしれないが、とてつもない強心臓の持ち主だ。

参照元:Twitter @TeamRussianews.com.au(英語)
執筆:原田たかし