マジかよ……! 税込340円でこのボリューム感マジかよ!! ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ち食いそば放浪記」第129回にして、私(中澤)は衝撃に打ち震えていた

立ち食いそばと言えばコスパが命だが、味、ボリュームともにここまで高コスパなそばに出会えるとは……。今回はそんな衝撃のそば屋『一〇そば』をご紹介したい。

・メニューに衝撃

東京は駒込。大通りからは見えない細い路地裏に掲げられた黄色い看板がこの店の目印。外観には穴場感が漂っているが、メニューを見て驚いた。

名物と書かれた「ジャンボゲソ天(税込360円)」「とり天そば(税込340円)」のメニュー写真はいずれも天ぷらが丼を覆うような大きさなのである。特に鶏天は千葉・我孫子の特大唐揚げの駅そば屋『弥生軒』ばりに丼が覆われているように見える。

・実物に衝撃

だが、弥生軒でも唐揚げ1個のそばは400円、2個なら540円だ。340円でこのボリュームがありえるのだろうか? それとも写真の撮り方か? 実際注文してみたところ……

View this post on Instagram

丼を覆い尽くす巨大鳥天と暗黒つゆ!

A post shared by 中澤星児 (@seiji_nakazawa) on


ありえた……。というか、丼にフタのようにかぶさる鶏天はメニュー写真以上の迫力だ! マジかよ!? つゆに浮かぶその姿はまさに大陸!! 圧巻の存在感である。食べてみると……

カリッとした衣に詰まった鶏肉からジューシーな旨みがあふれる。ウマッ! 思わず口いっぱいに頬張ってしまう。そして、口いっぱいに頬張っても3分の1も食べられない!! デッケェェェエエエ

・味に衝撃

そうこうしているうちに衣に染み込む黒いつゆ。濃厚な暗黒つゆでホロホロになった衣をそばと共に食べると、鶏の旨みとつゆのコク、そばの風味が三位一体に口の中に広がった。舌のより深い部分に届くような味……とても340円とは思えないクオリティーである。

立ち食いそば屋の中でも高コスパなこのそば屋。値段だけでなく、ボリュームも味も伴ったそのそばは、立ち食いそば界のエースと言えるだろう。こういう出会いがあるから、放浪はやめられない。

・今回紹介した店舗の情報

店名 一〇そば
住所 東京都豊島区駒込3-3-14
営業時間 平日5:30~22:30 / 土5:30~20:00 / 日5:30~18:00
定休日 無休

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼デッケェェェエエエ!

▼ウメェェェエエエ!

▼安いぃぃぃいいい!

日本、〒170-0003 東京都豊島区駒込3丁目3−14