2018年8月、日本たばこ産業株式会社ことJTが「タバコの値上げ」を正式に発表した。これは2018年10月1日からたばこ税が増税されることに伴うもので、2010年以来、約8年ぶりの大幅値上げとなる。

タバコも気付けば1箱200円から300円へ、300円から400円へと値上がりを続けてきたが、代表的な銘柄「セブンスター」はついに “1箱500円の時代” へ突入することになるから喫煙者は震えるしかない……。

・合計150銘柄が値上げ

今回、小売定価改定の申請が行われたのは、紙巻たばこ122 銘柄、葉巻たばこ1銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄、かぎたばこ14銘柄、加熱式たばこ「プルーム・テック」7銘柄の合計150銘柄だ。

それぞれの詳細な価格についてはJTのホームページを確認して欲しいが、代表的なものは以下の価格に改定される。

ナチュラルアメリカンスピリット 480円 → 520円
セブンスター、ピース 460円 → 500円
メビウス 440円 → 480円
ピアニッシモ 450円 → 480円
ウィンストン、ハイライト 420円 → 450円
キャメル 380円 → 400円
ホープ(10本入) 230円 → 250円
プルーム・テック 460円 → 490円

冒頭でもお伝えしたように、セブンスターは1箱500円の時代へ突入する。その他、今回は大台突入を免れたメビウスやピアニッシモ、そしてプルーム・テックも「1箱500円時代突入待ったなし」といえるだろう。

・ネットの声

「いいぞ、もっと上げろ」
「結局吸い続けるんだから喫煙者なんてちょろいもんだよな」
「さすがに500円になったらやめる人も多いのでは?」
「ついでに酒も上げよう」
「余裕(震え声)」
「生ぬるい。これじゃ1箱1000円時代はしばらく来ないじゃないか」
「タバコや物価は上がっていくのに給料が上がらないのは何故なのか?」
「もういっそタバコを失くせばいいんじゃないの?」
「タバコ上げるのはいいけど、他のものを上げるのはやめてくれ(非喫煙者より)」

心の準備は出来ていたとはいえ、いざ値上げとなると「きついなぁ……」とダメージを喰らう喫煙者も多いのではなかろうか? たばこ税の増税は2018年10月1日から開始される。

参照元:JT「たばこ税増税に伴うたばこの小売定価改定の認可申請について」(PDF)
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼ま、まだ大丈夫だから……(絶望)