ライター等で火をつける今までの「たばこ(紙巻たばこ)」と比べると、圧倒的にニオイが少ないとされるのが『IQOS(アイコス)』や『glo(グロー)』、あるいは『Ploom TECH(プルーム・テック)』などに代表される「加熱式たばこ」だ。

喫煙者ならば「ほとんどニオイを感じない!」と感じるのだが、タバコのニオイに超敏感な非喫煙者からすると「それでもニオう」だとか「じゅうぶんにクサい」と感じたりすることもあるようだ。でも……そこまで言うほどクサいのかしら? ということで、実際に非喫煙者に副流煙を嗅いでもらい、感想を教えてもらったぞ!

・3種類のたばこで検証

今回の検証に協力してくれたのは、今までタバコを一切吸ったことがない純粋無垢なイケメン青年、あひるねこクン(31)だ。そっと目をつぶった彼の顔、それも鼻付近を狙って3種類のたばこの副流煙を吹きかけてみた結果、こんな感想が返ってきた。

・加熱式たばこ『IQOS(アイコス)』

あひ「匂い自体はハッキリとするが、普通のタバコと比べるとかなり控えめである。匂いの系統としては、タバコと似てはいるものの、それを弱くして香ばしくした感じ。ただ、気にならないかと言うと決してそんなことはなく、別にいい匂いでもない。が、タバコよりも不快感は少ないと思った」

・加熱式たばこ『glo(グロー)』

あひ「アイコスとgloは、匂い的には非常に近いものがある。そもそも非喫煙者にしてみれば、その2つの違いすらよくわからないという人が大多数だろう。匂いに関してもそれは同様である。しかし注意深く嗅ぐと、gloの方がメンソールの香りがより強いように感じた。ガムを噛みながら吸ってる? ってな印象だ」

・紙巻きたばこ『メビウス(3mg)』

あひ「アイコス、gloの2つとタバコの間には、越えられない壁、断絶が存在するとしか言いようがない。ハッキリ言ってタバコは論外。煙の質そのものが違うというか、アイコスとgloの煙がサラッなら、タバコの煙はヌメ~ッである。体にまとわりつくようで不快極まりない。死ね」

──とのこと。紙巻たばこが論外であるのは当然として、加熱式たばこに対し「(紙巻き)タバコよりも不快感は少ないと思った」というのはせめてもの救いか。

しかし、「気にならないかと言うと決してそんなことはない」や「別にいい匂いでもない」と思っていることは、頭に入れておいたほうが良いだろう。ニオイの少ない加熱式たばこであっても、マナーやエチケットを守って喫煙することを忘れずに。

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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あやしい。

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