最高のファーストフードと言えば、丼物ではなかろうか。パパッと作れて、パパッと食べることができるからだ。中でも人気が高いのは親子丼。トロトロの卵と鶏肉のコンビが最強だよな。しかしこの度、そんな親子丼のイメージを覆す一品に出会ったので紹介したい。

それは『侘家古暦堂(わびやこれきどう)』の「石焼親子丼」だ。その名の通り、アツアツの石鍋で食べる親子丼。熱すぎてパパッと食べることもできなければ、火が早く通るので半熟の卵を楽しめるわけではない。しかし、それでもウマかった。これはナカナカ良いんじゃないの……っていうか、かなり良い!

・カウンターのみの大人な空間

石焼親子丼(1500円)は、京都の花見小路に本店を構える「侘家古暦堂」のランチタイムで味わえる。京都のイメージがそのまま形になった街の一角にある店は、開店前から行列ができる人気っぷりだった。

本店はカウンターのみの、落ちついた大人の空間。とは言え、周りを見渡すと修学旅行生や会社員らしき人たちなど、老若男女を問わず。門戸が広いことがわかって1人でも安心できた。席に着くと、さっそく石焼親子丼を注文だ。

・最後まで食べ飽きない親子丼

ものの数分でジュウジュウと音をさせながら、親子丼がやって来た。石鍋の中にはあらかじめご飯と鶏肉、三つ葉が入っており、目の前でスタッフが卵を2つと出汁を入れて混ぜてくれる。これが親子丼……? どちらかと言うとチャーハンかビビンバのようだが……

プリン体いっぱい摂取した。石焼親子丼だって。ウマし。

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これはこれで、何とも美味しそうではないか。アツアツのところを、小皿に移していただく。卵の味がしっかりしていて、鶏肉の旨味と程よく交わっている。はじめに投入した出汁もしっかりと味が付いて、ご飯によく合う~。途中で黒コショウなんかをかけると、味の変化があって最後まで食べ飽きないぞ。あと、言わずもがなおこげもウマい。

はじめこそ半信半疑だったが、親子丼に石鍋を使う……アリである。先にも書いたが、従来の親子丼とチャーハンとの間といった味わいで面白い。半熟トロトロと一味違った親子丼は流行の予感! 京都を訪れる機会があれば、一度食べてみるのをオススメするぞ。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 侘家古暦堂 祇園花見小路本店
住所 京都府京都市東山区四条花見小路下ル
時間 11:30〜14:00、17:00〜23:00
定休日 不定休

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼これが石焼親子丼だっ! 

▼親子丼としては高めだが、お店の雰囲気と場所、味を考えると満足だ

▼はじめは玉子がとろとろ

▼だんだんと火が通り、パラパラに。おこげもできる

▼味が薄くなったら追い出汁も可

▼丼の前にはスープも出してくれるよ