突然だが、みなさんは『長崎ちゃんぽん』を食べたことはあるだろうか? きっと多くの人がYESと答えるだろうが、道産子の筆者はつい先日まで食べたことがなかった。北海道で生まれ育ったためか、それともたまたま機会がなかったのか、理由はともあれ『長崎ちゃんぽん』を食べずに生きてきたのである。
しかし、ここ数年で北海道内にもリンガーハットが続々と進出し、ショッピングモールのフードコートなどで気軽に味わえるようになった。ネットで評判を調べてみたところ、長崎県民が太鼓判を推すほどの味だというので、今さらながら行ってみることにした。
・札幌市内のリンガーハットへ
リンガーハットの『長崎ちゃんぽん』を食べるために筆者が訪れたのは、北海道札幌市にあるアリオ札幌店だ。しかしどうしてだろうか、お店に来てはみたもののイマイチ気分が盛り上がらない……。
あくまでも個人的な印象だが、メニューの写真を見る限り、白いスープも何味だかよくわからないし、とにかく具材の多さが気になる。キャベツにコーン、豚肉、エビ……他にもきくらげ、揚げかまぼこなどまで入っていて、なんとも統一感がないように見えるからかもしれない。
とはいえ、全国展開しているくらい人気なのだから、ちゃんとした理由があるはず。先入観を捨て去って注文だ。スタンダードな『長崎ちゃんぽん』の普通盛りは、税抜590円と麺類としては高くも安くもない。麺増量(1.5倍もしくは2倍)が無料なのは好印象である。
その後、フードコートでおなじみのポケベル的なやつが鳴るのを待つこと約5分……初の『長崎ちゃんぽん』がキタッ!
ほう、思っていたよりも器が大きくて……
ボリュームがあるぞ。
ほんとうに美味しいのかなぁ。さっそくスープを飲んでみると……こ、これは!
ウマ〜い!!
しかし、何かを連想させるような味……あれだ!
カップヌードルのシーフードヌードル! なるほど、旨味がありながらも優しい味で食べやすい!!
そして麺もモチモチでウマッ!
野菜のシャキシャキとした歯応えも良い感じッ!!
豚肉とか、きくらげとか、揚げかまぼこもスープに合ってて全然イケるッ!
ありゃりゃ、リンガーハットの『長崎ちゃんぽん』って、こんなにウマかったのかーーー!!
いやはや、統一感がないと思っていた一杯をペロリと美味しくいただいてしまいました。リンガーハットさん、そして『長崎ちゃんぽん』を愛する皆さん、これから麺類が食べたくなった時には “スタメン候補” に入れたいと思います/(^o^)\