知ってる人は知っている、グリコの『Pejoy』。ロッテ『トッポ』に激似ということでも話題なった棒型チョコ菓子だ。日本ではなかなかお目にかかれないのだが、アメリカ、中国、タイなどで広く販売されており、現地で買ったことがある人も多いだろう。

そんな『Pejoy』なのだが、これ、何て読むか知ってる? 「ペジョイ」と呼ぶ人が多いようだけれど……結論から言おう、『Pejoy』、ペジョイじゃなかった。

・ペジョイ、ペジョイじゃない説

私(沢井メグ)が、『Pejoy』と出会ったのは2004年頃の中国だ。中国において『Pejoy』は1999年から販売しているそうで、グリコの看板商品のひとつ。ガチ中国企業が製造のお菓子より少々高かったが、当時、日本のお菓子に飢えていた日本人学生の間では人気の一品であった。

さてそんな『Pejoy』のことを、みんな「ペジョイ」と呼んでいた。その後、SNSでも「ペジョイ」と見たので、てっきり「ペジョイ」だと思っていたのだが、今になって「ペジョイじゃないらしい」という話を耳にしたのだ。

・各国のCMで確認してみた

事実かどうか確認するため、まずは各国版のCMを確認してみた! すると中国版CMでは「プジョイ」、タイでは「ピジョイ」、インドネシア版では「ペジョイ」とも「ピジョイ」とも聞こえる。うーん、わからない! こうなったらグリコに聞くしかない。ちょうど日本で『Pejoy』を正規ルートで買う方法を調べていたので、お客様センターにさりげなく聞いてみたところ……

・正解はプジョイ

担当の方は確かに「プジョイ」と言っていた。プジョイ……プジョイなのか……『Pejoy』、ペジョイじゃなかった。

そして極めつけは、グリコがTwitterで過去に

「世界で販売される3つのP。「ポッキー」「プリッツ」そして「プジョイ」! 一体どんな味なのでしょう!?」(Twitterより引用)

と、つぶやいているのを確認したのだ。こう文字で書かれては、疑いの余地はない。『Pejoy』の日本語読みは「プジョイ」。みんな「ペジョイ」と言ってたけど、正しくは「プジョイ」だ。この知識、いつか役に立つかもしれない、その日のために覚えておくといいだろう。

参考リンク:Twitter @GlicoPRJP、YouTube [1] [2]上海江崎格力高(中国語)
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼そう……なんだ

▼そしてコチラが世界で愛される「3つのP」! 中国語表記だと「3つの百」だ!!

▼インドネシアの『プジョイ』CM

▼タイの『プジョイ』CM

▼コチラは中国版。プジョイ、プジョイ、ああプジョイ