三国志を読んでいなくとも諸葛亮(孔明)の名は多くの人が知っていることだろう。歴史に名だたる天才軍師であり、頭がキレる人の代表的存在となっているからだ。

そんな諸葛亮が現代日本に転生するマンガ『パリピ孔明』が話題になっている。正直、タイトルから出オチ感をビシバシ感じる本作。興味本位で読んでみたところ……面白い……だと!?

・ふざけてるのかと思いきや

講談社のマンガ配信サイトである「コミックDAYS」で2019年12月31日から配信が開始された本作。2020年1月9日現在は3話までアップされており、うち1話、2話を無料で読むことができる。

読んでみると、内容は諸葛亮が現代の渋谷に転生するもの。眠らない街にびっくりする孔明は、転生もののテンプレと言っても過言ではない。

しかし、そういったお約束は1話で終わり、2話からは早くもストーリーが動き出す。右も左も分からない孔明は、迷い込んだクラブで歌うシンガーの女の子と出会うのだが、2話で面接に行ったことから、その女の子の事情を知ってしまうのである。

・ギャグマンガでは終わらない……?

ストーリーが軽やかに進む上、絵も綺麗なためサクッと読める本作。にもかかわらず、2話の最後なんて、ただの軽いギャグマンガでは終わらない大きい展開にシフトするような雰囲気も感じさせる。

ちなみに、現在3話はログインユーザーのみが読めるシステムで1月14日に無料公開予定なのだが……これ読むためだけに会員登録しちゃおうかな……。ネットでも以下のような声があがっている。

・ネットの声

「タイトルから無理笑う」
「ふざけているのかと思ったら意外に面白い」
「予想外に面白い」
「2話まで現状無料なんだけど3話すげぇ読みたい」
「続きめっちゃ読みたい」
「画力も高けー」
「現代に来た孔明ってだけのギャグで終わらせないの良いね」
「3話待ち遠しい!」

──読んだ人からは「予想より面白い」や「続きが気になる」という声が多数。やはり予想を裏切られる人が続出しているもよう。もはや罠。このマンガそのものが孔明の罠だ。続き早くーッ! 

参照元:コミックDAYS、Twitter @comicdays_team
執筆:中澤星児

▼2019年12月31日に「コミックDAYS」で公開

▼2020年1月7日に2話目が公開。マンガ家の小川亮さんは小畑健先生の元で『ヒカルの碁』の碁盤描いてたらしい。