「子育て」とは……。この後に続く言葉を私は知らない。なぜなら、個人的なことで恐縮ではあるが、私は結婚をしていなければ子供もいないからだ。実際に自分で体験をしたことがないのだから、何とも言いようがないではないか。

だから、「聞くところによると大変らしいね」くらいにしか思っていなかったのだが……今話題になっているマンガを読んで、そのイメージが少しだけ変わった。子育てって、メチャクチャ大変そうだけど ちょっと良いかも。タッグで挑むならね!

そのマンガを描いたのは、Twitter のアカウント名「パパ頭(@nonnyakonyako)」さんだ。2017年6月30日、パパ頭さんが投稿したマンガには、以下のようなコメントが添えられている。

「子供が産まれたので最近思ったことをひとつ。お母さんのタフさを見ていると、男って本当しょぼい生き物な気がしてくる。しょぼいなりに頑張るしかないな…!」

——このメッセージから分かるように、マンガでは「パパ頭」さんの奥さんが、“いかにタフに育児に励んでいるか” ということが描かれている。ただし……! それだけではない。それだけではないのだよ。

むしろ、マンガのメインは子育てという死闘にタッグで挑む夫婦の連携プレイではないだろうか。例えば、奥さんがやられていたら、夫であるパパ頭さんがリングイン! パパ頭さんがダウンしかけたら奥さんがリングインして、“強敵” に立ち向かう……というように、協力して子育てに挑む夫婦間の見事な共闘っぷりが描かれているのだ。

・ネットの声

なお、このマンガを見たネットユーザーの声を一部抜粋すると……

「子育てって本当たいへんなんだろうな…でも、しあわせそう」
「最っ高に面白いコレ」
「あるあるw」
「返事がない。ただの屍のようだ。」
「ほんと、こんな感じだ」
「友情。めっちゃわかる」
「この夫素晴らしい」
「感動した」

——というように、共感する声やら感動する声、面白いといったコメントが多いようだ。

・子育てとは……

ちなみに余談だが、私の周囲の “子育て経験者” は、子供が生まれると「全体主義も真っ青の理不尽さで自由を奪われる」「PL学園の野球部の寮生活みたいなる」「一種の付き人制度」なんて言っている。

それは1つの真実なのだろうが、このマンガを読むと「それだけではない」というような気がしてくる。タッグで立ち向かうなら、「子育ては夫婦の関係を強固にするもの」という見方も出来るような気がしなくもない。まあ、「1人くらい育ててから言え!」と言われたら何も返せないのだが……。

参照元:Twitter @nonnyakonyako
マンガ:パパ頭 , used with permission.
執筆:和才雄一郎

▼こちらがそのマンガ

▼「パパ頭」さんのツイート