1974年に建築学者のエルノー・ルービックが開発した、ルービックキューブ。開発から長い年月がたった今でも多くの人々に愛され続ける、立方体パズルだ。

そんなルービックキューブの世界に震撼が走った……な、なんと、たったの0.637秒でクリアするロボットが登場したのである! 今回は、あまりにも速すぎるそのロボットの実力を動画と共にお伝えしたい。

・タイムの大幅な短縮に成功

ドイツ在住の研究者Albert Beerさんが開発したそのロボットの名前は「Sub1」だ。実は以前の記事でもご紹介したこのSub1は、昨年2016年にルービックキューブを0.887秒で攻略。ギネス世界記録を更新したロボットなのだ。

しかしAlbert Beerさんはまだ満足していなかったようで、ドイツ「インフィニオン社製」の新型プロセッサーを搭載するなど、Sub1をさらに改良。自己タイムの大幅な短縮に成功したというわけだ。

動画でそのロボットがルービックキューブを解く様子を確認すると……ウォォォオオオーーー! メッチャ早ッ!! 冒頭でお伝えした通り、たったの0.637秒でクリア。スローモーション映像を見ると、いかに速いかがよくわかる。

ちなみに、現時点(2017年03月13日)での人間においての世界記録は4.73秒とのことだ。さらに人間離れしたスピードを身に付けたこのSub1の驚くべき動きを、ぜひ映像でご覧になってみてはいかがだろうか。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼進化した「Sub1」がこちら

▼こちらが改良前の「Sub1」

▼人間の世界記録「4.73秒」も十分早い