1974年に開発されてから今にいたるまで、世界中で変わらず親しまれているルービックキューブ。色を揃えるだけのシンプルな遊びで簡単そうに見えるも、実際にやってみたらこれがなかなかどうして難しい。

世界トップクラスの猛者(もさ)ともなれば完成タイムは5秒を切ってくるものだが、ついにロボットがウソのような本当のタイムを刻んだ。ロボットがルービックキューブを1秒で攻略したのは、約2年前のこと。しかし月日は流れ、完成時間は0.38秒まで縮まった。

・マジで一瞬

次元の違う速さでルービックキューブを完成させる様子は、動画「0.38 Second Rubik’s Cube Solve」で確認できる。とはいえ、時間が時間。ほんの一瞬なので、速すぎてルービックキューブの動きに目がついていかない。

ブババババッ……と機械の音がしたかと思えばもう完成。イカサマをしていても気づかないレベルで速いが、確実に証明するべくスロー映像も流れるため、ロボットの実力をハッキリと知ることができる。

・日進月歩

詳しくは動画でご覧いただきたいが、ひとつ言えるのはロボットも人間同様に日進月歩。確実にタイムを更新しているから、技術の発達には驚かされるばかりだ。ちなみに記録をさらに縮めることは可能らしいが、もっとスピードを上げるとルービックキューブ本体が耐えきれないという。ううむ、ロボットおそるべし!

参照元:YouTube
執筆:原田たかし