タリーズコーヒーが2022年12月19日から店頭で発売している3種の福袋のうち、今回取り上げる4000円タイプは1番安い。それだけにグッズやコーヒーチケットの枚数ではお高めタイプに劣るのだが、他社の福袋と比べたら「値段の割にお得やん」となるのがタリーズの4000円福袋である。

どういうことかというと……

・他社と比べてみた

まず、タリーズの4000円福袋に入っているコーヒーチケットは5枚昨年2022年版と同じで、何なら近年ずっとタリーズで最安の福袋はコーヒーチケットが5枚だ。


ここで他社を見てみると、先に公開した6600円福袋の記事でも書いたようにスタバの2022年福袋は6枚。価格はスタバ福袋が7800円と倍くらい違うのに、コーヒーチケットは1枚しか変わらないのだ。


また、上島珈琲の公式サイト(PDF)によると、5枚のコーヒーチケットが入っているのは6000円タイプになる。つまり、タリーズの4000円福袋より1.5倍ほど高いのにチケットの枚数は同じ。

もちろんコーヒーチケット以外のラインナップが全然違うし、利用条件も全然違うから、一概にタリーズの4000円福袋がお得だと言えるものではない。何より、「それを言うならドトールには2000円でコーヒーチケットが5枚入った福袋があるぞ」って話にもなる。

だが、4000円という価格でコーヒーチケットが5枚もあって、グッズもあって、袋(バッグ)自体もちゃんとしている福袋となると結構レアかと思う。

ちなみに、タリーズ4000円福袋の商品ラインナップ的にはこんな感じ。


【タリーズ4000円福袋の中身】

・オリジナルトートバッグ(レッド or ブラウン ※好きな方を選べる)
・抹茶ラテキャンディ(鳥獣戯画デザイン缶)
・干支ミニテディ うさぎ ※3種のうちいずれか1個
・コーヒー豆(ブラジル ファゼンダ バウ RB&YB / 140g・粉)
・シングルサーブ(4袋)
・コーヒーチケット(5枚)


ここで注目は「抹茶ラテキャンディ」だろう。なぜなら、缶には……


いたるところに鳥獣戯画!



めっちゃいる!



スゲーいる!



こんなとこにも!


──と、タリーズから送ってもらった4000円福袋を開封したときは、思わず鳥獣戯画のプッシュ具合に目を奪われた次第。

なお、タリーズの鳥獣戯画シリーズは人気が高いだけに、ファンが多い。そのグッズを入れたら福袋の売上もいい感じに伸びて……というタリーズの思惑が見えたような気がしたのは気のせいか。



まぁ、鳥獣戯画シリーズに一切興味がない人にはただの抹茶キャンディだろうが、そんな人でもドリンクチケットやコーヒー豆等で満足しちゃいそうなのがすごい。


なんというか、全体的にバランスが良いのだ。価格といい内容といい「ちょうどいい」と感じる人は多いのではないだろうか。

ついでに言うと、入手難易度もちょうどいい……はず。ただ、実際は最寄りの店舗の在庫具合によるから、気になる人はお早めに店頭へどうぞ。数量限定だぞ。

参考リンク:タリーズコーヒー「2023 HAPPY BAG」、上島珈琲(PDF)、ドトールコーヒー
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼オンワードとコラボした布製バッグ。こちらがレッドで……

▼ブラウン。2タイプから好きな方を選べる。サイズはどちらも高さ230 × 横310 × マチ170mm

▼バッグの内側はこんな感じ。例年通りドリンクホルダーやポケットが付いているぞ

▼こちらも人気が高い干支ミニテディ(うさぎ)。3種のうちいずれか1種が入っている

▼今年の目玉は鳥獣戯画かな? 

▼毎年思うが、この価格の割にコーヒーチケットの枚数が地味にすごい

▼コーヒーチケットは店内飲食なら517円までのドリンクと交換可で、テイクアウトなら507円まで