12_26

本日12月26日は空に注目! なぜかって? そりゃあなた、ものすごく澄んだ青空だからだよ。こんな気持ちいい空を見られるのは1年でこの日だけだといっても過言ではない!

と言うと、中には「寂しい空じゃないか」と思う人だっているだろうが、そんな人に用はない。さっさと立ち去ってくれ。私は今日の空の青さが分かる人、つまり今年もクリボッチだった人に向けてこの記事を書いているのだから。

クリボッチ同志は、12月24・25日をどのような気分で過ごしたのだろうか? なんて聞くのは、野暮というものだな。説明しなくても私には分かる。きっと、透明人間にでもなったような気分で、もしくは銃弾飛び交う戦場の塹壕で隠れる兵士のような気持ちで過ごしたに違いない。「早く終わってくれ」と何度も思ったことだろう。

そして今日……それがついに終わったのだ。分かり切ったことだが、大事なことなので何度も言おう。12月24・25日は、終わったのだ。その日に行われたイミフなイベントが、ついに、ついに、終わったのだ!

ウォー・イズ・オーバー! ソー・ディス・イズ……! おっとっと! とにかく、終わったのだ!!

クリボッチ同志は、今日の青空を噛み締めるように味わっているに違いない。脱獄に成功した『ショーシャンクの空』の主人公のように、全身で自由を感じていることだろう。

そう、私たちは今日という日に自由になったのだ。クソまみれの下水管(12月24・25日)を這いつくばって、自由を手に入れたのだ。オーーーーーイエーーーーーーース! オーーーーーイエーーーーーーース! 自由だーーーーーーーーーーーーー!!

・天気なんて関係ない

同志よ、今日という日は上を向いて歩こうじゃないか。涙がこぼれないためじゃなく、空の青さを味わうために。もしかしたら、12月26日は曇りかもしれないし、雨かもしれないが、そんなことはどうだっていい。天気なんて関係なく、今日の空が青く澄んで見えているだろう? わかるだろう?

思えば、26日の空の素晴らしさを味わえるのは、クリボッチ同志の特権と言えるかもしれない。同志じゃない人が今日の空を見上げても、寂しさしか目に映らないんだろうな。ざまあ見ろ!

というわけでクリボッチ同志よ、来年もまたこの澄んだ青空を味わおう。だから、これからもずーーーーっとずーーーーっと同志でいてくれよな! なっ! なっっ!!

執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.