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あまり洋画を見ないし、ハリウッドスターに詳しくないという人でも、世界のスーパースターであるトム・クルーズなら、顔と名前の判別くらいつくのではないだろうか。

どんな仕事にも手を抜かず、映画の撮影で、積極的に危険なスタントに挑むことでも知られる彼は、なんと、6分半も息を止めることができるらしいぞ!

・危険なスタントに挑戦し続けるトム・クルーズ

トムは、彼の代表作『ミッション:インポッシブル』シリーズで主役イーサン・ハントを演じ、普通ならスタントマンを起用する危険なシーンでも、自らスタントをこなしている。

そして、同シリーズの最新作に当たる『ミッション:インポッシブル / ローグ・ネイション』では、スリリグな潜水シーンにチャレンジし、彼は長い間息を止められるよう、水中パフォーマンスのトレーナから猛特訓を受けたというのだ。

・リアリティを追及して困難な潜水スタントにチャレンジ!

といっても、映画の撮影マジックを使えばカットをつなぎ合わせて、トムが何分にもわたり素潜りしているように思わせることは簡単だ。

しかし、それではリアリティに欠けると監督と話し合い、カットを入れない長回しで撮影することになったとのこと。そこで、トムが素潜りで何分も息を止められるよう、猛特訓に励んだという訳だ。

・心拍数を落として6分半も息を止められるように!!

その結果、心拍数を落として呼吸をコントロール出来るようになり、最高で6分半もの間、息を止められるようになったのだとか! しかし、潜水シーンの撮影は、ワンテイクごとに4~4分半も息を止めなければならず、訓練の成果は大きかったとはいえ、かなり辛い撮影だったとトムは明かしている。

しかし、それだけの努力を重ねた甲斐あって、潜水ミッションシーンは、スリル満点な仕上がりになったことは言うまでもない。

ハリウッドでは、トムの謙虚な性格は超有名だそうで、そうやって常に努力を重ね続ける腰の低い態度が、スーパースターの地位を不動のものにしたのではないだろうか。

参照元:YouTubeEntertainment Weekly(英語)
執筆:Nekolas

▼潜水シーンの撮影について語るトムのインタビュー動画はこちら