女性なら、誰でも子供の頃にアンデルセンの童話『人魚姫』を読んで、「マーメイドになれたらいいな~」なんて、人魚に憧れたことがあるのではないだろうか。
現在ハリウッドでは、人魚を主役にした『The Little Mermaid 』が製作されていて、ディズニーもアニメ映画『リトル・マーメイド』の実写版の企画に乗り出している。にわかに、人魚姫ブームが巻き起こりそうななか、‟マーメイド” という職業がネットで注目を集めているというので紹介したいと思う。
・この世には ‟マーメイド” という職業が存在している!
世にも稀な ‟マーメイド” の職に就いているのは、豪パースに住む26歳のジェシカ・ベルさんと、30歳のアメリア・ラセッターさんだ。
彼女達は小さい頃からの仲良しで、取りつかれたように何度も『リトル・マーメイド』を見て育ったという。そんな二人は、パフォーマンス・コンビ「Perth Mermaids:パース・マーメイド」を結成し、「人魚になりたい!」という子供の頃からの夢を叶えてしまったのだ!
・水中で写真撮影を始めたことがきっかけ!
二人が人魚を演じるようになったのは、ジェシカさんが水中で写真撮影をするようになり、人魚に扮したアメリアさんを写し始めたことがきっかけだった。
すると、ジェシカさんの美しい写真が注目を集めるようになり、オーストラリア各地から多くの人々が、きらびやかな人魚のコスチュームを身に着けた二人を見に来るようになったのである。
・水族館の水槽でパフォーマンス!!
その後、フリーダイビング(素潜り)の訓練を重ねた二人は、定期的に水族館の水槽に潜り、マーメイドとしてパフォーマンスを繰り広げるようになったのだ。人魚のコスチュームを着けたままだと、ドルフィンキックで泳がなければならないし、素潜りなので長い間息を止める必要もあり、相当なテクニックを要するのではないだろうか。
時には、子供の誕生日パーティーで人魚を演じることもあり、1回のパフォーマンスの価格は豪ドル2600ドル(約19万7000円)だそうだ。
あんなキレイな人魚の尾ひれをつけた彼女達を見たら、「将来は人魚になりたい!」なんていう女の子が続出しそうである。
参照元:Facebook @MermaidJessicaPearl、Perth Mermaids、METRO(英語)
執筆:Nekolas
▼本物の人魚が海岸にいるみたい!!